SNS大手メタは4月29日、パーソナルAIアシスタント「Meta AI」の専用アプリを発表した。ユーザーの好みを学習し、文脈を記憶して個人に合わせた体験を提供するとしている。
Meta AIの主な特徴は以下のとおり。
1. ユーザーの嗜好や関心を学習し、よりパーソナライズされた回答を提供
2. 「Discover」フィードを搭載し、他のユーザーがAIをどのように活用しているかを共有・探索できる場を提供
3. メタのAIグラス(Ray-Ban Meta)の連携アプリとしても機能し、meta.aiとも接続されているため、どこからでも会話を継続可能
同アプリはAIモデルに「Llama 4」を採用し、音声会話でAIとやり取りすることを前提に設計。通常の音声インターフェイスに加えて、AIがテキストを介さず直接音声を生成する「全二重音声技術」のデモ版(日本は非対応)も搭載している。
パーソナライズ機能では、ユーザーがFacebookやInstagramで共有している情報をもとに、より関連性の高い回答を生成可能。こちらは米国およびカナダで利用可能だ。
このほか、別のユーザーがAIをどのように使っているか共有、チェックできる「Discoverフィード」や、同社のAIグラス「Ray-Ban Meta」との連携機能も搭載。自分では気付かないAIの活用法を調べたり、Ray-Ban Metaで始めたAIとの会話をアプリ側で引き継いだりすることもできるという。
OSはiOSとAndroidの両対応で、App StoreまたはGoogle Playからダウンロードできる。









