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メタ、ChatGPT対抗のAIアプリ SNS情報でパーソナライズ強化

2025年04月30日 16時20分更新

文● @sumire_kon

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Meta AIアプリの発表画像

 SNS大手メタは4月29日、パーソナルAIアシスタント「Meta AI」の専用アプリを発表した。ユーザーの好みを学習し、文脈を記憶して個人に合わせた体験を提供するとしている。

 Meta AIの主な特徴は以下のとおり。

1. ユーザーの嗜好や関心を学習し、よりパーソナライズされた回答を提供
2. 「Discover」フィードを搭載し、他のユーザーがAIをどのように活用しているかを共有・探索できる場を提供
3. メタのAIグラス(Ray-Ban Meta)の連携アプリとしても機能し、meta.aiとも接続されているため、どこからでも会話を継続可能

 同アプリはAIモデルに「Llama 4」を採用し、音声会話でAIとやり取りすることを前提に設計。通常の音声インターフェイスに加えて、AIがテキストを介さず直接音声を生成する「全二重音声技術」のデモ版(日本は非対応)も搭載している。

音声インターフェイスの利用イメージ

 パーソナライズ機能では、ユーザーがFacebookやInstagramで共有している情報をもとに、より関連性の高い回答を生成可能。こちらは米国およびカナダで利用可能だ。

 このほか、別のユーザーがAIをどのように使っているか共有、チェックできる「Discoverフィード」や、同社のAIグラス「Ray-Ban Meta」との連携機能も搭載。自分では気付かないAIの活用法を調べたり、Ray-Ban Metaで始めたAIとの会話をアプリ側で引き継いだりすることもできるという。

Discoverフィードの利用イメージ

 OSはiOSとAndroidの両対応で、App StoreまたはGoogle Playからダウンロードできる。

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