MSIの23.6インチモニター「MAG 242C」をレビュー
物価高なのに性能アップで価格を下げるという、ありがたいゲーミングディスプレーを複数買いしたい
最近のディスプレーの主流モデルは27インチクラスだが、ゲーミングディスプレーにおいては24インチクラスというのが根強い人気だ。大画面だと視野いっぱいに広がり没入感が生まれるものの、画面全体を把握したいときは視線を大きく動かす必要がある。これが24インチクラスだとほとんど視線を動かさずとも画面全体を見渡せるサイズ感であり、プロゲーマーが好んで使っていることが多い。
そんな24インチクラスのディスプレーがエムエスアイコンピュータージャパン(MSI)から発売された。23.6インチの湾曲ゲーミングディスプレー「MAG 242C」で、2023年秋に発売された「G24C4 E2」の後継モデルにあたる。試用機をお借りしたのでレビューしていこう。
最大発色数と色域が向上、AI Vision機能も新たに搭載
まずは外観から。サイズは約539(W)×221(D)×395(H)mmで、重量は約3kgと非常に軽量。それでいて電源内蔵のためACアダプターが不要で、コンセント周りもスッキリできる。
ツールレスでスタンドの組み立てが可能で、調整機構はチルト(-5°~20°)のみ。VESA100マウントのネジ穴が装備されているので、必要であればディスプレーアームと組み合わせて使いたい。
湾曲率は1500Rで、23.6インチVAパネルのフルHD解像度を採用。リフレッシュレートは180Hzで応答速度は1ms(MPRT)。最大表示色は約10億7300万色、最大輝度は300nitsでコントラスト比は3000:1。HDRに対応し、色域はsRGBが98.43%、DCI-P3が91.53%となっており、前モデルの「G24C4 E2」より広色域で発色数が多く、輝度も明るくなっている。
この記事の編集者は以下の記事もオススメしています
-
sponsored
液晶に戻れない!ゲーミングPCの性能を最大限引き出す360Hz、GTG0.03msのOLEDディスプレーが究極すぎた体験記 -
sponsored
ホワイトゲーミングPCに高機能なホワイトディスプレーを組み合わせたら神環境になった話 -
sponsored
新生活にテレビ不要ならアマプラもネトフリも見られる4Kスマートモニターがベストバイ -
sponsored
残像感ゼロの喜び!ゲーミングPCを最高の環境にするなら一択のOLEDディスプレーが価格ダウンで登場したので極上体験してみた -
sponsored
文句のつけようがない!4K160HzとフルHD320Hzが切り替えできる、Mini LEDバックライト搭載のゲーミングディスプレーに降参です





