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T教授の「戦略的衝動買い」 第819回

ペンスタンドに続いて多連装ロケット砲型「バッテリーオーガナイザー」を衝動買い

2025年03月22日 12時00分更新

文● T教授 撮影●T教授 編集●ASCII

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電池ケース

電池を収納できる楽しい多連装ロケット砲型ケースを衝動買いした

多連装ロケット砲型の文房具ガジェット第2弾
今回は電池収納ボックスを衝動買い

 今年1月に「お気に入りの筆記具を収納できる「多連装ロケット砲型ペンスタンド」を衝動買い」と題して3Dプリンタで作られたペンを9本収納できるペンスタンドをご紹介した。今回はそれに続く3Dプリンタ製文房具系ガジェットの第2弾。前回と同じく多連装ロケット砲をイメージしたバッテリーオーガナイザー(乾電池整理箱)だ。

電池ケース

以前に購入した同種のペンケース

 ChatGPT君に日本国内の電池のサイズ別出荷数を聞いてみたが、なかなか具体的な数字はわからなかった。しかし筆者を含め、おおよその予想どおりに一番出荷数量の多いのは単3、続いて単4であることは間違いなさそうだった。

電池ケース

日本に限らず単3と単4が主流のようだ

 昔売られていたエネループ充電池の関連商品をすべて綺麗に収まるようにデザインされた、エネループ専用オーガナイザーアタッシュケースなどを別にすれば、電池収納にはダイソーなどで簡単に入手できるペントレイや、安価なABS系パーツケースなどが流用されることが多い。

電池ケース

電池を入れておくケースは違うものを流用することが多かった

 今回のバッテリーオーガナイザーも単3と単4の2種類に対応している。しかし平面的な収納方式では無く2種類の径の異なる電池を左右に振り分けた、複数の発射筒に収納する3D的な収納がデザインの基本だ。便利か実用的か合理的か……ではなく、あくまで電池の収納を楽しむバッテリーオーガナイザーガジェットなのだ。

単3と単4を分けて収納可能
少しハミ出る感じが実にクール

 バッテリーオーガナイザーの構成パーツとして提供される部品は全部で6点。パッと見、素人の筆者には3Dプリンター製に思えたが、3Dプリンターで作成した原型をABSで量産したモノなのかもしれない。主たる部品はベースとなる「ロケット砲回転台」と「その上に載る指令室」のようなもの。左右の複数の発射筒の集合ユニットが2個と、集合ユニットを指令室側面に取り付ける軸のようなモノが2個だ。

電池ケース

各パーツをじっくり見ると、多少の作りの甘さも見られた

 この6点を組み合わせると1分以内にバッテリーオーガナイザーが完成する。指令室の両側面にある軸穴の位置の関係で、左右の発射筒ユニットの入れ替えは難しい。なので、バッテリーオーガナイザーに向かって右側に単3電池が10本、左側には単4電池が17本収納可能なスタイルとなる。

電池ケース

結構しっかり安定した感じに完成した

 最近は自宅で使用するすべての乾電池をネット通販で購入しているが単3・単4乾電池の場合8本セットや10本セット、12本セット、20本セット、24本セットとまちまちだ。今回は自宅引き出しに常備してあったAmazonベーシックの乾電池2種類をバッテリーオーガナイザーに収納してみた。

電池ケース

実際に多数の電池を詰めてみた

 単3乾電池と単4乾電池で重量差や本数差もあるが、適当に発射筒に入れてもバッテリーオーガナイザーの安定性にはほとんど影響がなかった。乾電池を発射筒に挿入して、マイナス側がバッテリーオーガナイザーの発射筒の底に届いた状態で、発射筒からはみ出す部分はプラス側の数mmなので、見た感じもなかなか格好良くてクールだ。

電池ケース

わずかに飛び出している感じがクールだが、つまんで引っ張り出すのはやや難しい

 乾電池を取り出すには収納されている乾電池のはみ出した部分を指先で摘まんで1本ずつ乾電池を引き出すこともできなくはないが、バッテリーオーガナイザー全体を傾けて、滑り落ちる電池を捕まえた方が簡単そうだった。

 バッテリーオーガナイザーの安定性には、回転台の四方に大きく張りだした4本の脚が極めて効果的に働いている。なので発射筒の長さ(深さ)の中に全体を収納できそうにない長いモノや、多少重心バランスが上の方にあるモノ、総重量が重いモノなどの収納も可能そうだ。

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