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T教授の「戦略的衝動買い」 第818回

自販機のおしるこ缶を最高に美味しくする切り餅カッターを発見 「モチスラ」を衝動買い

2025年03月15日 12時00分更新

文● T教授 撮影●T教授 編集●ASCII

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カット後の薄い切り餅は焼いてもよし、色々楽しめそう

 いずれにせよカット後の薄さ1mmのお餅は、さまざまな加工が簡単でお子さんも一緒に家族全員で楽しめるアイテムとなるだろう。付属のカッターでカットしてユニークな形にすることも簡単。市販の野菜やクッキーの抜型を使うことで、より綺麗な外観にすることもできそうだ。

 カットした後の薄くなった切り餅はオーブントースターで焼くのも簡単。筆者宅は運悪くトースターのトレイの網目が超大きかったので、下に落下することが心配で付属のトレイにアルミフィルムを敷いて焼いたが、メーカーの推奨は細かな編み目のトレイで焼くことのようだ。頻繁に使うようならオーブントースター用の網焼きトレイを手に入れた方がいいかもしれない。

お菓子用の型を使って、楽しむことも可能

 無事焼き上がった薄い切り餅は、きれいに焦げ目が付き、期待以上に膨らみ、お餅のおいしさを何もマイナスしていない最高のできだった。そのままおかきのようにパリパリと食べてもいいし、砂糖じょうゆをつけて、味付けのりを1枚巻いてもさらにおいしい。

焼いてみたところパリパリとおいしく食べられた

満足度の高さの割に食べたお餅の量は少なめ

 さて今回の最終目的のおぜんざいだが、今回は前述したうち、パウチ容器入りの「生あん仕立てぜんざい」(1人前140g)を湯煎して使った。モチスラで薄くスライスしたお餅2~3枚で体積がかなり増えるので一人前で2人分作って食べてみた。

最終目的のお餅入りのおぜんざいが完成

 おぜんざいに入れた薄さ1mmになったスライスされた切り餅だが焦げ目も完璧、膨張率も完璧、そしてパリパリした触感もおぜんざいに入ることで極めてマイルドに変化し理想的なおぜんざいが完成した。

 今回用いた切り餅の厚さは15mm近くだったので、1mm厚にスライスしたお餅が約10枚切り取れる。モチスラの構造上5mm厚の少し分厚い部分が切り残しとして残ってしまうが、単なる薄いお餅として保管して、いつでも利用できるので無駄は出ない。

 なにより食べた満足感は極めて高いのに、今回のおぜんざいで食べた1人当たりのお餅の量は切り餅1個の3分の1以下だ。おやつとしてのお腹の満腹度は高く、同時にフィジカルなダイエットもクリアできてしまう。今冬、モチスラはフードガジェットの最右翼なのかもしれない。

おやつ用になかなか便利に使えるガジェットだ

 
T教授

今回の衝動買い

・モチスラ SE-2504(1mm厚スライス用)
・購入:Amazon.co.jp
・価格:936円

T教授

 日本IBMでThinkPadのブランド戦略や製品企画を担当。国立大芸術文化学部教授に転職するも1年で迷走。現在はパートタイマーで、熱中小学校 用務員。「他力創発」をエンジンとする「Thinking Power Project」の商品企画員であり、衝動買いの達人。

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