ダイヤモンドモチーフのケースデザインが目を引き付ける「G-GEAR プレミアムミドルタワー」
TSUKUMOの「G-GEAR プレミアムミドルタワー」(カスタムモデル。以下、プレミアムミドルタワー)は、BTOゲーミングパソコンブランド「G-GEAR」の「AMD Ryzen™ 7 9800X3D プロセッサ」搭載モデルを用意しており、デザイン・エアフロー・拡張性・メンテナンス性の4点にこだわり開発したミドルタワーケースを採用している。黒色ベースのカラーリングのため全体的には落ち着いた雰囲気なのだが、ケース前面パネルのダイヤモンドをモチーフにしたデザインが目を引くアクセントとなっている。黒色系でかっこいいケースのBTOパソコンを使いたい人は注目だ。
「AMD Ryzen 7 9800X3D」なら最新ゲームはもちろん、クリエイティブ用途や普段使いもお任せ!
プレミアムミドルタワー搭載CPUの「AMD Ryzen 7 9800X3D」は、多くのゲーマーに大歓迎されている、世界的に人気のCPUだ。新採用の第2世代3D V-Cache分の64MBを含む計96MBもの3次キャッシュのおかげで、ゲームによっては高いフレームレートで描画できる。またAMD Ryzen 9000シリーズはZen 5 アーキテクチャを採用し、高効率と高性能を両立している点が魅力だ。「AMD Ryzen 7 9800X3D」も多くのアプリやウィンドウを開いた作業や、3Dレンダリングなどクリエイティブ用途での作業効率の向上が見込める。
今回は、「AMD Ryzen 7 9800X3D」の実力を確かめるために用意した試用機では、GPUには「AMD Radeon RX 7800 XT」(16GB)を選定し、32GBメモリー、1TB SSDをチョイスした。
まず試したベンチマークソフトは、3Dレンダリングを行ないCPUの演算性能を計測する「CINEBENCH 2024」だ。Single CoreはCPUの1コアあたりの性能(シングルスレッド)を測るもので、この数値が高いほど軽快な動作を体感しやすい。Multi CoreはいわばCPUの全コアの性能(マルチスレッド)を計測するもので、CPUの最大性能を見る目安となっている。
また、ゲームプレイの参考になるベンチマークとして「ファイナルファンタジーXIV: 黄金のレガシー ベンチマークソフト」(以下、黄金のレガシー)を試した。1920×1080ドット解像度、フルスクリーンに設定したうえで、画質を変更しながらスコアとフレームレートをチェックした。結論としてはベンチマーク結果は良好で、評価もすべて「非常に快適」となっている。また覚えておきたい点が、「AMD Radeon」を組み合わせているため超解像度(アップスケーリング)技術「AMD FSR」の恩恵が大きく、実際のプレイではAMDのフレームレート向上技術「AFMF 2」によりさらに高いパフォーマンスを得られることだ。今回のような組み合わせは、黄金のレガシーといった最新タイトルが快適に遊びやすくなる。
「ファイナルファンタジーXIV: 黄金のレガシー ベンチマークソフト」実行結果 | ||
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― | スコア | 評価 |
最高品質、 AMD FSR |
29084 | 非常に快適 |
高品質 (デスクトップPC)、 AMD FSR |
31883 | 非常に快適 |
標準品質 (デスクトップPC)、 AMD FSR |
42676 | 非常に快適 |
最後は、PCの総合力を計測できる「PCMark 10」だ。「PCMark 10」の総合スコアは「10557」。アプリ起動やWebブラウザーの快適さを示す「Essentials」は「13572」、オフィスアプリ利用時の性能を示す「Productivity」は「12017」。コンテンツ制作に関するパフォーマンスを確認できる「Digital Content Creation」は、「19576」と非常に高い結果となった。これほどの好成績なら、クリエイティブ用途、普段使いを問わず大いに活躍してくれるだろう。
「G-GEAR プレミアムミドルタワー」は性能、デザイン、内部設計のすべてで満足できる
プレミアムミドルタワーの「AMD Ryzen 7 9800X3D」搭載モデルは性能が高く、オススメしやすい。ダイヤモンドモチーフのデザインのおかげでシンプルすぎることなく、落ち着いた雰囲気を感じさせる点もメリットといえる。パソコン内部のエアフローや拡張性・メンテナンス性などがよく練られており、機能性の高さや使い勝手のよさをまず求める人も満足するはずだ。