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ほかにも、中小企業では「プライベートと同じチャットツールを業務利用」が8割

休み中の仕事チャットやめませんか? 8割が「業務時間外の連絡でストレス」 Chatwork調査

2024年12月05日 17時00分更新

文● 福澤陽介/TECH.ASCII.jp

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 kubellが提供するビジネスチャット「Chatwork」は、2024年11月28日、全国の会社員を対象とした「業務におけるチャットツール利用に関する意識調査」の結果を公開した。

 この調査では、業務連絡のためのメインツールとして、74.3%が「プライベートで利用するチャットツール」を利用していることがわかった。企業規模別に見ると、大企業では64.7%、中小企業では83.6%に上る。

業務上のやりとりで利用するチャットツール

 また、夜間などの業務時間外や休日、有給休暇中でも、36.4%がチャットツールを介した業務連絡を受けているという。業務連絡が来ると「ついつい確認をしてしまうことがある」が45.3%、「積極的に確認するようにしている」が48.2%と、合計すると9割以上が業務時間外でもチャットツールを確認している。さらに「積極的に確認するようにしている」回答者は、メインのツールとして、ビジネスチャットツールよりもプライベートチャットツールを利用している割合が15ポイント以上高かった。

業務時間外の業務関連のチャットメッセージを確認するか

 ただし、業務時間外に業務連絡を受けることに対して、77.9%が「ストレスを感じる」と答えている。ビジネスチャットツールをメインで利用する層(74.9%)も、プライベートチャットツールを利用層(78.8%)も、ストレスを感じる割合はほぼ同じだった。

業務時間外にチャットを介した業務連絡を受けることに対してストレスを感じるか

 また、74.4%の回答者が、業務時間外に仕事の連絡やタスクに触れないことで「次の日の業務に対するモチベーションは上がる」と回答している。Chatworkでは、「プライベート時間の過ごし方や仕事との切り分けが、仕事のモチベーションにも影響する」と説明している。

業務時間外に仕事の連絡やタスクに触れないことで、次の日の業務に対するモチベーションは上がるか

 本調査は、業務でチャットを利用する全国の会社員2000名を対象に、2024年10月に実施されたもの。

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