人気の画像生成AIサービス「Midjourney」が10月24日、ユーザーがアップロードした画像を編集できる機能と、画像のスタイルや照明効果を変更できる再テクスチャリング機能の2つのテスト運用開始を発表した。
編集機能では、画像の一部を選択し、プロンプトを入力することで、新たなイメージを追加できる。再テクスチャリング機能では、色彩のない3Dモデルなどからでも、写真やグラフィックのようなイメージを生成可能だ。これらの新機能は、スタイル参照や、人物の特徴の反映、パーソナライズされたモデルなど、Midjourneyの既存機能と組み合わせて使用することも可能となっている。
We're testing two new features today: our image editor for uploaded images and image re-texturing for exploring materials, surfacing, and lighting. Everything works with all our advanced features, such as style references, character references, and personalized models pic.twitter.com/jl3a1ZDKNg
— Midjourney (@midjourney) October 23, 2024
The image retexturing feature we've released today is particularly fun on shaded sketches, untextured 3D models and scenes. Give it a try! pic.twitter.com/KqB0MPtMNB
— Midjourney (@midjourney) October 23, 2024
ただし、この新機能は初期リリースということもあり、利用できるユーザーが限定されている。年間メンバーシップを持つユーザー、過去12ヵ月間継続して会員であるユーザー、または1万枚以上の画像を生成した実績のあるユーザーのみが利用可能だ。
ユーザーの一部からはすでに利用報告が上がっており、人物の一貫性を保ったまま表情だけ変更したり、スタイルを変換したりできることが驚きとともに受け止められている。Midjourneyは画像生成AIサービスのなかでも美術的な完成度の高さで知られる。新機能によって、さらに作品の幅が広がることが期待される。