「O11D EVO RGB Automobili Lamborghini Edition」のBTOPCについてインタビュー
ランボルギーニコラボのPCケース採用BTOPCが出ただと? よし本物(Revuelto)と並べてみよう
2024年10月21日 11時00分更新
クロームミラー仕上げやカーボンファイバー採用にコダワリを感じる
──O11D EVO RGB Automobili Lamborghini Editionを最初に見たときの印象はいかがでしたか?
中嶋氏:クロームミラー仕上げのサイドパネルは、クリアでもスモークでもなく、それでいて内部が見える素材として存在感を放っていると思います。クロームミラー仕上げにすることで、ガラスパネルをあえて強調するあたりは斬新なアイディアではないでしょうか。カーボンファイバーと聞くとハイテクなイメージを持っているのですが、PCパーツにすごく合っていると感じました。フロントパネルや足など、見える箇所にカーボンファイバーを使っているあたりは、魅せることにこだわっている点も頷けます。
真重氏:カーボンファイバーを使った高級感が気に入りました。クロームミラー仕上げは、思っていた以上に透けない印象で、角度によって内部が見えたり反射したりと変化するのがおもしろいなと。また、カーボンファイバーの箇所には綾織りのデザインが採用されていまして、斜めの模様がかなり特徴的だなと思います。
──O11D EVO RGB Automobili Lamborghini Editionはどういった経緯で採用することになったのですか?
中嶋氏:今年の7月ぐらいに代理店さんから提案がありまして、その後、しっかりした数が確保できるということで採用することになりました。弊社のラインナップにはこれまでなかった毛色のモデルなので、取り扱ってみたいと感じました。
──パソコンショップSEVENは取り扱っているケースの種類が豊富な点が魅力だと思いますが、今回のように代理店から提案されることが多いのですか?
中嶋氏:弊社ではケースは30種類ほど取り扱っておりまして、これはビデオカードが35種類ほど、CPUが30種類前後、マザーボードが20種類ほどと、それらと比べてもかなり力を入れているデバイスです。それらの中には、代理店から提案されたモデルもあれば、自分たちが探してきたモデルもあります。これは私も含め、代表の西川や組み立てチームなど、社員のすべてがケースに対してはかなりアンテナを張っているといった感じです。
伝統のV12気筒エンジンの排気量と同じ6498台限定モデル
──ケースの前面にランボルギーニのロゴがあるのが印象的ですね。
中嶋氏:ランボルギーニさんのお墨付きって感じがしていいですよね。このケースは、全世界で6498台の限定生産のようで、右側面のサイドパネルにはシリアルナンバーが印刷されています。まさに世界に1台しかないケースで、たとえば1年後にほしいとなってもおそらく販売されていないので、購入するなら早いほうがいいのではないかと。ちなみになぜ6498台かといと、ランボルギーニさんの伝統のV12気筒エンジンの排気量が6498ccとのことです。
真重氏:このO11D EVO RGB Automobili Lamborghini Editionのモデルになった実際の車のほうも、フロントにカーボンファイバーを使用しているそうで、ケースの一部分に使用している点がうまくデザインとしてオーバーラップされているなと思います。
──お二人はランボルギーニにどのようなイメージを持っていましたか?
中嶋氏:街中でたまに見掛けることがありますが、高級なスポーツカーという印象です。車高が低くて、ガルウィングのドアの開閉が特徴的ですね。ちょっとは話が逸れますが、なんでも弊社代表の西川の娘さんがランボルギーニさんの自転車を乗っているそうです。
真重氏:あまり派手なイメージはないですね。自動車メーカーの他社さんですと、洋服などとのコラボも非常に多いですが、ランボルギーニさんはそうやすやすとコラボしていないイメージです。それから、近未来的でスタイリッシュな造形の自動車を作っているメーカーだというイメージがありました。
──やはりZEFT R59LAMは机上に置くことを想定していますか?
中嶋氏:ぜひ机の上に置いて使っていただきたいです。LEDのイルミネーションを楽しむほか、背面には5インチディスプレーが用意されていまして、そこにはタコメーターを模したCPUの各種ステータス表示が可能となっています。LIAN LIさんによると、このディスプレーはランボルギーニさんと共同開発を行なったそうで、ちょうど目線の高さになるように取り付けています。ですので、足元に設置するとZEFT R59LAMのよさは伝わらないのかなと思います。