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日東工業が本気で監修、「Japan IT Week 秋」で先行披露

「手のひらネットワーク機器」に本格ラック リアルさを追求したらカプセルトイに収まらず

2024年10月17日 10時00分更新

文● 福澤陽介/TECH.ASCII.jp

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ラックにこだわりたいけどカプセルに収まらない→いっそカプセルから飛び出そう

 そもそも「手のひらネットワーク機器」シリーズは、総合監修のエーピーコミュニケーションズが人材採用に苦慮していた中、 「ITインフラ」を身近に感じてもらう施策として、賛同したターリン・インターナショナルと共に始めたものだ。

 結果、2023年の第1弾、2024年の第2弾ともに大きな反響を呼び、実際に採用面接に来た人もいるなど、当初の目論見通りの成果が得られている(参考記事:「手のひらネットワーク機器」第2弾は6月13日発売! 今年もInteropで先行配布)。

「手のひらネットワーク機器」第1弾・第2弾

 実は企画段階から、「手のひらネットワーク機器に負けないくらい、リアルなサーバーラックを作りたい」という想いが両社にはあったという。カプセルトイの購入者からも同じ声が届いていたが、カプセルに収まる形でサーバーラックのリアルさを追求するには限界があった。

 両社は、この想いを実現するために、いっそカプセルトイに捉われず、徹底的にリアルさを追求したサーバーラックを制作することを決意。これに日東工業が共感して、“本物さながら”の精巧なミニチュアラックが誕生した。

「手のひら PC&サプライ」もリニューアル発売、Japan IT Week 秋でカプセルトイ・サーバーラックの先行配布も

 ターリン・インターナショナルがもうひとつ発表したのが、過去に販売したカプセルトイ「手のひらPC&サプライ」のリニューアル販売だ。モニターやスマホ、PCやキーボード、マウスなどをラインナップしたカプセルトイであり、今回のミニチュアラックや手のひらネットワーク機器と組み合わせて楽しむこともできる。

 リニューアルに伴い、新たにモニターとノートPCの画面に貼る「モニターシール」を添付。Zabbix Japanとエーピーコミュニケーションズ監修で実在するソフトウェアの画面を模しており、シールを貼ることでITインフラエンジニアの気分を味わうことができるという。

手のひらPC&サプライと組み合わせた様子

 第2弾の「手のひらネットワーク機器」も再販を決定している。手のひらPC&サプライとともに、全国のカプセルトイ売り場で10月26日より発売する。

 また、ミニチュアラックは、10月23日から25日に幕張メッセで開催される「Japan IT Week 秋」の日東工業ブースで先行披露される。同ブースでは、23日限定で、手のひらネットワーク機器の第1弾、第2弾を抽選でプレゼントし(先着300名)、「当たり」としてミニチュアラックも少数用意するという。

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