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最新のデータ復旧業界の統計データを発表

Windows 11乗り換え時は“必ず”BitLockerのバックアップを、日本データ復旧協会が注意喚起

2024年10月01日 17時00分更新

文● ASCII

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 日本データ復旧協会は、2024年9月30日、2023年(1~12月)のデータ復旧市場規模について統計データを発表した。

 調査の結果、2023年における業界全体のハードディスクドライブ(HDD)およびソリッドステートドライブ(SSD)の復旧依頼台数は、昨年比減の7万3400台(パソコン5万5200台、外付け1万5400台、サーバー2800台)と推定している。データ復旧市場全体として、個人・法人ともに復旧依頼台数は若干の減少傾向にあるという。

 あわせて日本データ復旧協会は、2025年10月にWindows 10がサポート終了を迎える中で、Windows11へのアップグレードや乗り換え時には必ず「Microsoftアカウントの登録」や「BitLockerの回復キーのバックアップ」を行うよう呼び掛けている。

 同会は、データ復旧サービスにおけるトラブルを未然に防ぐべく、2023年に「データ復旧サービスのガイドライン」および「データ被害時におけるベンダー選定チェックシート」を公開。2024年には、「データ復旧サービスのトラブルにあわれた方の問題解決に向けた支援のための情報」をウェブサイトにて提供している。

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