AMD X870チップセットが持つアドバンテージを余すことなく発揮するマザーボード「X870 Steel Legend WiFi」は納得の完成度だった
提供: ASRock
定評があるサウンドアプリケーション「Nahimic 3」が付属
サウンド機能は、RealtekのコーデックチップのALC4082を中核とし、7.1ch HDオーディオに対応。背面のI/O部にはマイク入力とヘッドフォン出力のほか、光角型のS/P DIF出力も用意されている。こちらもASRockから正式なアナウンスはないものの、サウンドアプリケーションとして「Nahimic 3」が付属するはずだ。
Nahimic 3は、ヘッドセット接続時にバーチャルサラウンドが利用できるほか、ノイズキャンセラーなどマイク入力に対する機能が充実している点が魅力的。
LEDはASRock Polychrome SYNCで一括制御できる
X870 Steel Legend WiFiは、Hyper M.2のヒートシンクの直下にLEDが搭載されているものの、それほど派手という印象はない。これらのLEDは、工場出荷時設定では虹色に点灯するが、設定アプリケーションの「ASRock Polychrome SYNC」を利用することで、色や明るさ、それにイルミネーションを変更できる。また、X870 Steel Legend WiFiにはアドレサブルRGBに対応したヘッダーピンが備わっており、そこに接続しデバイスのLEDもASRock Polychrome SYNCから一括制御可能だ。
自動的にドライバーを導入してくれるAuto Driver Installerは
一度体験したら手放せない!
X870 Steel Legend WiFiでもドライバーを自動で導入する「Auto Driver Installer」は健在だ。X870 Steel Legend WiFiでシステムを構築し、Windows 11などOSを導入すると、OS起動後にこのAuto Driver Installerが立ち上がり、ドライバーのインストールが実行される。ユーザーは、いちいちドライバーを導入する手間が省けるので、このAuto Driver Installerの利便性はかなり高いと言っていい。