米AMDは9月11日(現地時間)、Ryzen AI 300シリーズプロセッサー向けテクニカルプレビュードライバーを公開した。
このドライバーではRyzen AI 300シリーズで「AMD Fluid Motion Frames 2(AFMF 2)」と「Variable Graphics Memory(VGM)」の利用が可能になる。
AFMF 2は、Radeonグラフィックシリーズでも利用できるAIを活用したフレーム生成機能の第2世代。最適化と調整可能な設定が追加され、より綺麗なグラフィック、低レイテンシーを実現する。
VGMはRyzen AI 300シリーズ向けに新たに導入される機能で、デフォルトのグラフィックメモリーを超過してシステムメモリーから割り当てて使用できる。最大で75%をVRAMに割り当てが可能。
Ryzen HX 370を搭載するラップトップでもこれらの機能を有効化し、品質プリセットを下げることで、「Far Cry 6」「Horizon Zero Dawn」「F1 23」「Marvel's Guardians of the Galaxy」などのタイトルで60fps以上を達成できるという。
これらの機能は、プレビュードライバーを導入後、Adrenalinアプリから有効化できる。