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SCSK2024年版の実態調査より

SASEようやく市場普及か? 国内の認知度は約半数、導入率は2割に

2024年09月06日 15時15分更新

文● ASCII

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 SCSKは、2024年9月5日、国内企業における「SASE(Secure Access Service Edge)実態調査 2024年度版」の結果を発表した。

 同調査では、SASEの認知度は「45.3%」と、2023年の31.6%から13.7ポイント上昇、日本国内でのSASEの認知度が向上している現状が明らかになっている。うち、「よく知っている」と答えた企業は2023年の5.9%から10.7%に、「ある程度知っている」と答えた企業は2023年の25.7%から34.6%と上昇している。

 さらに調査では、SASEを導入する企業が、2023年の1割から2割に達している。SCSKは、キャズム理論上では、アーリーアダプター(13.5%)のキャズムを超え、「SASEが市場普及に入っている」としている。

SASEに対する認知度

 同調査は、国内企業のネットワーク・セキュリティ担当者309名に対して実施された。

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