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AIは漫画家の玉手箱なのか……実録:AIで描く漫画の実際 第5回

実録:AIで描く漫画の実際 ~AI漫画の集大成! 最新技術で挑む最終回

2024年08月31日 20時00分更新

文● 野火城 編集●ASCII

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今回の全11Pの製作時間

 今回はAIで生成しやすい簡単な構図ばかりだったので速かったです。外出予定もありそこまで集中して作業できませんでしたが、その状況でも11Pが約2日でできました。今までの連載で作ったかなりの生成ストックがあり、白黒の亀はほぼストックで賄えたのも大きかったです。

 製作フローを構築するまでが大変ですが、そこさえ固まればAIによる時短は現実的に可能だと思います。

今回の漫画をLLMに評価してもらう

 今回はClaude-3.5-Sonnet、GPT-4o-miniの2つに評価を頼んでみました。比べてみてください。

■Claude-3.5-Sonnetの評価

■GPT-4o-miniの評価

 だそうです。

 いかがでしょう。貴方の評価とは合ってますか?

 どちらも改善点は「キャラに深みが足りない」「ストーリーが荒い」と似たものになっており、わりと信頼できるのではないでしょうか。

 1つでなく色々なLLMに読んでもらって評価を比べてみると、問題点がくっきりしてくるかもしれません。

(次ページ:まとめ 今後の画像AIの進化で期待すること)

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