画像生成AIサービスの「Midjourney」は8月22日、サブスクリプションプランの無料トライアルを再開したことをSNS(X)で明かした。無料トライアル期間を設けるのはMidjourney v5.1を公開した2023年5月以来。
The Midjourney web experience is now open to everyone. We're also temporarily turning on free trials to let you check it out. Have fun! pic.twitter.com/rcmP0UD8PV
— Midjourney (@midjourney) August 21, 2024
Midjourneyは有料の画像生成AI。2024年8月時点では用途別に複数のプランを用意しており、月額10ドル(約1500円)または年額96ドル(約1万4000円)から利用できる。
同社は今回の無料トライアルについて「一時的に再開した」と述べており、恒久的な制度とする意図はないようだ。
画像生成AIの業界では8月に入り、「Stable Diffusion」の共同開発者たちが設立したBlack Forest Labsがオープンソースモデルの「FLUX.1」をリリース。ローカル環境にインストールして無料で使える上、出力される画像の品質も優れているとして話題になっている。
Midjourneyが発表した無料トライアル期間の一時的な再開は、FLUX.1を意識したものとみることもできそうだ。