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「WIRED」の出版社がOpenAIと契約 ChatGPTの“情報源”に

2024年08月21日 16時00分更新

文● G.Raymond 編集●ASCII

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 人気ファッション誌「Vogue」や技術系雑誌「WIRED」などを擁する大手出版社Condé Nastが8月20日、OpenAIとパートナーシップを締結した。この提携により、Condé Nast傘下の有名メディアのコンテンツが、ChatGPTやSearchGPTなどOpenAIの製品で利用可能になる。

 OpenAIのCOOであるBrad Lightcap氏は、このパートナーシップについて「AIがニュースの発見と配信においてより大きな役割を果たす中で、正確性、完全性、そして質の高い報道の尊重を維持できるよう」出版社と協力していくと述べている。

 パートナーシップは、OpenAIが進めてきたメディア企業との連携の一環だ。これまでにOpenAIは、AP通信、Axel Springer、The Atlantic、Financial Times、Le Monde、NewsCorp、TIME、Vox Mediaなど、多数の有力メディアとも同様の契約を結んでいる。

 主要メディアとの提携により、ChatGPTやSearchGPTのユーザーは質の高いコンテンツにアクセスし、要約などを受け取れるようになる。一方で、AIによるジャーナリズムへの影響、情報の正確性の担保など、新たな課題も浮かび上がってきそうだ。

 

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