部屋が狭い日本家屋仕様になったピラーレスケース、自作初心者にもオススメ!
ピラーレスだがコンパクト、価格もお手頃なCORSAIRのPCケース「3500X」が完成度高い!
2024年08月07日 11時00分更新
編集部の若手が3500Xで初自作に挑戦
ツールレスケースとiCUE LINKによる組み立てやすさに驚き
今回、実際に3500Xを使って自作パソコンを組んでみることにした。なお、パーツ構成は以下となる。
主なスペック | |
---|---|
PCケース | CORSAIR iCUE LINK 3500X RGB Mid-Tower PC Case,Whitre |
CPU | Core i7-14700K |
CPUクーラー | iCUE LINK H150i LCD |
グラフィックス | GeForce RTX 4070 |
マザーボード | ASRock Z790 Steel Legend WiFi |
メモリー | CORSAIR VENGEANCE RGB DDR5(16GB×2) |
140mmケースファン | iCUE LINK RX140 RGB |
120mmケースファン | iCUE LINK RX120 RGB |
電源 | RMx White Series RM850(850W 80PLUS GOLD認証)x |
今回、編集部の若手で自作PC初心者のドリブル松永に、初自作に挑戦してもらった。ドリブル松永は「先輩が自作しているところは見たことがありますが、自身で組んだことはないですね」とのことだ。なお、3500Xは先述のとおり裏配線マザーボードに対応しているが、今回は通常のマザーボードを使用している。
まず初めに、CPUとメモリー、ストレージを取り付けたのだが、とくにメモリーはカチッと鳴るまでしっかり差してねとお願いしたところ、「結構力入れないとダメですね。壊れないか心配……」とビビっていた。とはいえ順調に装着して、いざケースへ取り付けを開始。
サイドと前面のパネルを取り外したことで、より作業がしやすくなっていた。ドリブル松永も「あれ、以前先輩が自作していたとき、前面のパネルがあるままで作業していたので、結構大変そうでしたが、これは取り外せるんですね。そっちのほうが楽だ」とのことだった。
続いてCPUクーラーを取り付けた。天面のパネルを取り外し、ラジエーターを装着。ドリブル松永はここでも「そういえばこのケース、パネル取り外すときネジ使わないんですね。PCケースってパネル取り外すときもドライバーが必要だと思っていました」と、ツールレス構造に驚いていた。
そして右サイドパネルも取り外し、マザーボード裏に水冷CPUクーラーのヘッドを取り付けるための金具を装着。ここまでは順調だったが、あとでちょっとした問題も発生する。