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エアコン「つけっぱなし運転」やりすぎ注意

2024年07月31日 13時45分更新

文● ASCII

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 パナソニックは7月31日、同社が実施した今夏の外出とエアコンに関する実態調査の報告と合わせて、同社の専門家、エアーマイスター福田風子氏のアドバイスを紹介している。なかでも夏場のエアコンの「つけっぱなし運転」は「しすぎないことが大切」だという。

 報告によれば、エアコンの効率的な使用方法は外気温によって異なってくる。外気温が35℃以上の猛暑日の場合、「つけっぱなし運転」の方が電気代の節約につながる可能性が高いとされる。これは、高温環境下では室温が急激に上昇しやすく、エアコンを再起動する際に多くの電力を消費するためだ。

 一方、外気温が30℃程度までの場合は「こまめに消す運転」の方が電気代の節約に効果的だという。パナソニックでは、30分間の外出を1日2回、1ヵ月間した際のシミュレーション結果(独自の同社アルゴリズムを使用)をもとに、この使い分けを推奨している。

 ただし、「つけっぱなし運転」にも注意点があるといい、フィルターにホコリが大量に付着した状態での24時間連続運転は避けるべきとしている。福田氏は、1日のうち数時間はエアコンを休ませて、自動おそうじ機能や内部クリーン機能を活用することを推奨している。

 なお、同社のエアコン「エオリア」最新機は、外出時などのエアコン切り忘れに対処するため、専用アプリを通じて外出先からエアコンの操作や切り忘れ通知を受け取れる機能が搭載されている。  

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