このページの本文へ

ゲームプレイの滑らかさがさらに向上

AMD、新しい「Adrenalin Edition」ソフトウェアのテクニカルプレビューを発表!

2024年07月31日 11時30分更新

文● ASCII

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 AMDは7月30日、新しいAMDソフトウェア「Adrenalin Edition」のテクニカルプレビューの利用が可能となったことを発表した。今回のプレビューには、数千種類のゲームでフレームレートを向上させ、ゲームプレイの滑らかさがさらに向上する最先端のフレーム生成技術「AMD Fluid Motion Frames 2(AFMF 2)」が導入されている。

 AFMF 2は、AMD Radeon RX 6000およびAMD Radeon RX 7000シリーズのグラフィックスカードおよびAMD Radeon Graphicsを搭載した一部のAMD Ryzenプロセッサに対応している。これにより、フレーム生成体験が向上し、最適化および調整可能な設定が追加された。

 AIに最適化された機能強化により、AFMF 2はアルゴリズムの更新にAI技術を利用することで、フレーム生成の滑らかさを大幅に改良するという。さらに、新たに二つのモードが追加され、ゲームフォーマンスの最適な設定が自動的に有効になる。また、上級ユーザーは自分好みに合わせて設定を調整することも可能だ。

 パフォーマンス向上が図られた新しい「パフォーマンス」モードではAFMF 2のオーバーヘッドを削減し、多くのデバイスで高フレームレートのゲーム体験を実現しやすくなっている。特に統合グラフィックスカード使用時に効果的で、Radeonグラフィックス搭載AMD Ryzenプロセッサではデフォルトの「自動」設定も提供されている。

 最新バージョンのAFMF 2が提供する低遅延のフレーム生成では、フレーム生成による遅延を大幅に削減するとしている。これらの改善は、設定モード、解像度、また使用するハードウェアに関係なく全体的に適用される。

 その他にも、AMD Radeon™ RX 7000およびRadeon 700Mシリーズのグラフィックカード使用時にボーダーレスフルスクリーンモードのサポートが追加され、VulkanおよびOpenGLを使用するゲームのサポートが拡大された。また、AMD Radeon Chillとの互換性も有効になった。

■関連サイト

カテゴリートップへ