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まずはコールセンター業務自動化システムから

LINEヤフーの砂金氏がCEO就任 生成AIのSaaS開発に特化した「Gen-AX」本格始動 

2024年07月02日 11時30分更新

文● ASCII

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 ソフトバンクは、2024年7月1日、生成AIを活用したビジネス向けSaaSの開発・提供および業務改革のコンサルサービスを展開する子会社「Gen-AX(ジェナックス)」が、事業開始したことを発表した。同社は、2023年7月7日に準備会社として設立され、2024年6月1日に社名をGen-AXへ変更している。

 Gen-AXでは、企業のAIトランスフォーメーション(AX)の推進に向け、生成AIを活用したSaaSの開発・提供を事業の中核に据える。まずは、カスタマーサポート領域にて、日本マイクロソフトと共同開発し、ソフトバンク向けに構築中の「コールセンター業務自動化システム」をベースにサービスを展開する。

 また、企業のAXを支援するコンサルサービスも提供予定で、Gen-AXやソフトバンク、ソフトバンクのグループの知見やノウハウ、生成AI活用事例などを基に、業務効率化やコスト削減を支援していく。

 Gen-AXの代表取締役社長 CEOは、LINEヤフーの生成AI統括本部 新規事業準備室 室長である砂金信一郎(いさご・しんいちろう)氏が務める。

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