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山根博士の海外モバイル通信 第703回

Xperia人気根強い台湾 21:9の「Xperia 10 VI」が物理SIM2枚対応で日本より先に発売!

2024年06月12日 12時00分更新

文● 山根康宏 編集●ASCII

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Xperia

Xperia 10 VI台湾発売モデル

台湾ではXperia 10の新モデルがもう買える!
ショップでさっそく触ってきた

 ソニーの「Xperia 10 VI」は日本では7月上旬に発売予定ですが、海外の一部の国では先に販売が始まっています。台湾では5月31日から、家電量販店や通信キャリアの店舗などで絶賛販売中です。

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日本同様の3色展開

 台湾販売品とはいえスペックは同じです。ディスプレーは6.1型、アスペクト比は21:9を継続、カメラは4800万画素と800万画素、5000mAhのバッテリーを搭載します。Xperiaは各モデルにヘッドフォン端子があるのも便利です。なお、Xperia 10シリーズは重量がかなり軽く、Xperia 10 VIも164gと最近のスマートフォンとしては驚異的な軽さです。前モデルより5g重量が増しましたが、十分軽量です。

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日本モデルとスペックは変わらない

 21:9のディスプレーは上位モデル「Xparia 1 VI」では廃止されてしまいました。Xperia 10 VIを持ってみると本体の幅はかなり細く、片手でも楽に取り回しができます。なお本体の高さ・幅・厚さは前モデルと同等です。ケースが共用できたらいいのですが、カメラ部分のデザインが変わったのでだめですね。

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スリムなボディーはやはり使いやすい

 日本や他国のモデルと大きく違うのはSIMカード。台湾販売品は物理SIMカードをトレイの表と裏に入れるデュアルSIMカード仕様になっています。香港版なども同様になっていますが、eSIMの普及度合いから仕様を変えているのでしょう。

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SIMカード2枚を装着する仕様

 側面のSIMトレイを指先で引き出してみると、背面側に「SIM2」の表記が見えます。microSDカード、またはnanoSIMカードとの排他仕様のトレイになっています。複数SIMカードを頻繁に入れ替える人には便利な仕様でしょう。

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トレイの裏側にに2枚目のSIMカードが入る

 今回台湾・台北を訪問したのは6月4~7日まで開催された「COMPUTEX TAIPEI 2024」の取材のためでした。そのまま週末まで台北に滞在し、日曜日(6月9日)にソニーの店を訪問したのですが、Xperia 1 VIはもちろんのこと、Xperia 10 VIを手に取るお客さんがかなり多くみられ、特に女性の来客が多いように感じました。

 台湾はXperiaの人気が比較的高い国ですが、他社にはないスリムボディーかつ軽量なXperia 10 VIは魅力的な製品の1つなのでしょう。台湾で売れまくってXperia人気を広める存在になってほしいものです。

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台湾での人気は上々のようだ

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