このスマホ、ホントに買い? 話題のスマホ徹底レビュー 第483回
山根博士のグロスマレビュー
カメラスマホ「nubia Z60 Ultra」は35mmカメラで歪まず撮影が楽しい
2024年05月27日 12時00分更新
低価格な折りたたみスマートフォン「nubia Flip 5G」を日本で展開しているnubiaブランドのスマートフォンは、ZTEのハイエンドブランドとして海外では高性能カメラモデルも展開している。今回紹介する「nubia Z60 Ultra」は35mmカメラや背面デザインに特徴のあるフラッグシップモデルだ。
カメラを強く意識した本体デザインに画面内インカメラ
nubia Z60 UltraはチップセットにSnapdragon 8 Gen 3を搭載するハイスペックなスマートフォンだ。本体サイズは約76.4×164×8.8mm、重さは256g。ディスプレーは6.8型(2480×1116ドット)、120Hz駆動を搭載する。フロントカメラは1200万画素でディスプレー内に埋め込まれたUDC(アンダーディスプレーカメラ)タイプだ。
背面はカメラを思わせるようなシックな色合いで、ざらつきのあるように見えるが表面は平滑感を高めた仕上げだ。メインカメラのベゼルはnubiaのコーポレートカラーであるレッドで縁どられている。カメラは5000万画素の広角と超広角、6400万画素の85mm望遠という組み合わせだ。バッテリーは6000mAhと大型で80Wの急速充電にも対応する。
本体は角を立てたエッジのあるスクエアな形状だ。赤いボタンは電源ボタンであり、その下にはカスタマイズ可能なスライドキーを備える。カメラなどよく使うアプリケーションを登録することが可能だ。本体下部のSIMカードスロットやUSB Type-C端子などはオーソドックスな位置に配置されている。
UDCは一見しただけではカメラの存在がまったく見えない。これにより6.8型のディスプレー全域を表示エリアとして使えるわけだ。写真撮影後のプレビューや動画視聴、ゲームプレイ中などあらゆるシーンで画面を遮る邪魔なノッチなどがないのは使っていて心地よい。
また、背面仕上げをよりカメラ風にした「nubia Z60 Ultra Photographer Edition」も販売されている。表面を革風のデザインとし、さらに上部側をシルバーのツートンカラーにしたことでアナログカメラ風のレトロなデザインにまとめた。

この連載の記事
-
第526回
スマホ
使ってみると便利な機能てんこ盛りだった最新「らくらくスマートフォン」 -
第525回
スマホ
4.21mm! 薄すぎだろ! 極薄折りたたみスマホ「OPPO Find N5」 -
第524回
スマホ
折りたたみ革命!「nubia Flip 2」は縦長外画面で驚きの使い心地! -
第523回
デジタル
AIと6軸ジンバルで動画撮影が無敵レベル! ASUS「Zenfone 12 Ultra」の実力に迫る -
第522回
スマホ
Android 15で4G対応のタブレット「Blackview Tab 60 Pro」は使う場所を選ばないのが魅力 -
第521回
スマホ
日本発売予定の最速級ゲーミングスマホ「REDMAGIC 10 Pro」をフォトレポ -
第520回
スマホ
ライカカメラ搭載の 「AQUOS R9 Pro」に約20万円の価格以上の価値を感じた -
第519回
スマホ
ドコモ以外からも売られる新らくらくスマホはガラケー的UIと進化した健康管理機能で勧めやすい1台 -
第518回
スマホ
モトローラの縦折りスマホ最高峰「motorola razr 50 ultra」は強化されたAIが楽しい -
第517回
スマホ
安く買えて普段使いに問題なし! バランスが良いオススメのミドルレンジスマホ3選 -
第516回
スマホ
カメラやAIの性能に違いはあるのか? Xiaomi 14Tと14T Proを使い比べてみた - この連載の一覧へ