パスロジは、2024年4月3日、法人向け多要素認証プラットフォーム「PassLogic(パスロジック) エンタープライズ版」の新版(Ver.6.0.0)を発表した。提供開始は7月1日を予定している。
新版では、サーバーOSとして業務用Linuxディストリビューションの主流である「Red Hat Enterprise Linux 9.2」以降に対応。
スマートフォンの生体認証を利用した多要素認証も拡張しており、モバイルアプリ「PassClip L」と独自の認証機能「ログインプロテクト」を利用して、使い慣れたスマートフォンで多要素認証を実装できる。本機能は、2024年秋に提供予定の“Ver.6.0.1”で搭載予定だ。
また、PassLogicサーバーがTLS通信の際に使用できる暗号スイートの設定内容を更新し、セキュリティを強化している。
PassLogicは、多要素認証によるセキュアなアクセスやID管理、シングルサインオン(SSO)を提供するプラットフォーム。ゼロトラスト環境でのIDaaSやオンプレミス環境の認証基盤として利用でき、400社以上の企業や政府機関等に採用されているという。