解像度はWUXGA、ノートPC・タブレットとして使える!
持運び専用PCやサブ機に4万円台の10.1型2in1タブレットPC「FRT270P」がちょうどいい
Webでの調べものやビジネス文書の作成には不足のない性能
FRT270PのCPUはローエンドのCeleronプロセッサー N4120(最大2.60GHz、4コア/4スレッド)で、グラフィックスはCPU内蔵のインテル UHDグラフィックス 600、メモリは8GB、ストレージは128GBのeMMCという構成だ。
Coreプロセッサーと比べると非力ではあるが、メモリー搭載量も十分あり、写真・動画編集などの負荷の高い処理をするのでなければ実用的に動作すると思われる。そこでその性能をチェックするためベンチマークテストをいくつか実行してみることにした。
まず、CPUのパフォーマンスを測るためCINEBENCH R23を実行してみたところ、マルチコアが1030pts、シングルコアが412ptsとなった。やはりCoreプロセッサーに比べると物足りなさを感じるが、Webでの調べものや軽い文書作成などの日常用途であればあまりストレスを感じずに使うことができそうだ。
そこで、パソコンの総合的なパフォーマンスをチェックする「PCMark 10」を試してみたところ、総合スコアが1669、PCの基本性能を示すEssentialsが4427、ビジネスアプリの性能を示すProductivityが2762、クリエイティブ系アプリの性能を示すDigital Content Creationが1032となった。
このうちEssentialsのスコアは快適さの目安となる4100を上回っており、Webやメール作成、文書編集、オンライン会議などの普段使いには問題ない性能であることがわかる。
このほか、ストレージ性能を「CrystalDiskMark」でチェックしてみたところ、図のようになった。
eMMCということもあってSSDと比べるとそれほどパフォーマンスがいいわけではないが、2.5インチHDDよりは十分高速だ。OSやアプリの動作はスムーズで、日常用途で使う分にはストレスを感じることはあまりなかった。
持ち運びやサブマシンに最適なお手頃2in1タブレット
着脱式のキーボードカバーが付属し、モバイルノートパソコンとしてもタブレット端末としても使える2in1タブレット「FRT270P」。CeleronプロセッサーやeMMCを採用しているため、画像や動画の編集などの負荷の高い作業には向かないが、Webでの調べものやメール、動画視聴、軽い文書作成などの日常的な用途なら十分役に立ってくれる。
アスペクト比がビジネス文書に近いためビュアーとしても使いやすく、資料を参考にしながら文書を作成するときなどに本製品が手元にあれば仕事の効率もアップしそうだ。
直販サイト「FRONTIERダイレクトストア」では4万9800円というリーズナブルな価格で販売されており、コスパがいいのもうれしいポイント。テレワークで補助的に使えるデバイスを探している人や、出先に気軽に持ち運べるタブレットやノートパソコンを探している人はぜひ注目してみてほしい。
(提供:インバースネット)
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