近所のゲオでレトロ感満載のFM付きスピーカーを衝動買い
筆者が衝動買いするガジェットの80%以上は、国内外のウェブショップやクラウドファンディングだ。残りの20%ほどは、無理すれば家から歩いてでも行ける秋葉原のバックストリート辺り。今回紹介する「Bluetooth FM付き レトロスピーカー」(以降、レトロスピーカー)は、すぐ近所のゲオの店頭で衝動買いした。
このレトロスピーカーもテクノロジーオーディオの世界では極めてポピュラーな存在である「メディアプレーヤー」の仲間だ。レトロスピーカーは外観はクラシカルなラジオデザインだが、ほぼ同様の機能を提供してくれるカセットテープ型のクールなデザインコンシャスなガジェットも以前から存在する。
レトロスピーカーの特徴は、多くの人がクラシカルなラジオに持っているイメージの何点かを完璧に取り込んでいることだ。まずはなんちゃって真空管のイメージ、そして木目のきれいなウッド(木)製に見えるキャビネット、加えてスピーカーまわりを目立たず抑え込む格子仕様、そしてレトロスピーカー本体を支える4本の脚、最後の押さえはラジオ局の選局のための懐かしい丸いダイアルだ。
レトロスピーカーの内蔵バッテリー容量は1800mAh。3時間の充電で最大6時間の音楽再生が可能だ。Bluetoothをずっと使ってるともう少し短くなる。本体重量は約400gと軽量なので自宅内はもちろん出張先などにも簡単に携帯して行くことも簡単だ。唯一の弱点は有線、無線を問わずイヤホンが接続できないことだ。
レトロスピーカーのコントロール部分は前面の「選局ダイヤル」を除けば、上面右端にに集中して配置されている。上から「モード切替/再生/停止」「音量アップ/曲送り」「音量ダウン/曲送戻し」「電源スイッチ」の4つだ。
続いて背面には充電ポート(microUSB)やUSBメモリー用ポート、microSD(TF Card:TransFlashメモリー)ポート、LINE INジャックが配置されている。充電用USBケーブルとオーディオケーブルは本体に付属だ。microUSBポートのすぐ上にある小穴はLEDインディケーターだ。ペアリングや駆動時に光る。そして最下段に伸縮性のリトラクタブルなFMアンテナがある。

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