4月発売のJJ缶をいち早く飲んでみた

ジャスミン焼酎をジャスミン茶で割る「JJ」がきてる!! JJ缶が登場するぞ

2024年03月10日 17時00分更新

文● ナベコ　編集●ASCII

JJとはいったい…

　ごきげんよう、アスキーグルメのナベコです。突然ですが「JJ(ジェージェー)」というお酒の飲み方をご存じですか？

　女性雑誌や世界的セレブの愛称を思い浮かべるかもしれません。ですが、もう一度書きます。「お酒の飲み方」なんです。

　答えは、「ジャスミン焼酎をジャスミン茶で割る」飲み方。ジャスミン焼酎とジャスミン茶の2つの“Jasmine”からJJと呼ばれるようです。

ジャスミン焼酎「茉莉花」の人気が高まっている

　焼酎には麦焼酎、芋焼酎、米焼酎、など、いろいろなジャンルがありますが、ジャスミン焼酎はジャスミン茶葉を原料にして醸されます。

　麦や芋の焼酎と違って、ジャスミン焼酎は銘柄の種類が少なく、サントリーが2004年より展開している「ジャスミン焼酎茉莉花（まつりか）」がほぼ唯一のブランド。

　この茉莉花（アルコール度数20％）をジャスミン茶で割る飲み方「JJ」が、どうやら最初は大阪の飲食店を中心に流行し、そこから全国にも広がりつつあるようなんです。

　例えば、全国展開の「串カツ田中」でも、ジャスミン焼酎のジャスミン茶割りを「JJ」という名前で用意しています。

　串カツ田中はおもしろいことに、ジャスミン焼酎を緑茶で割る=JR、炭酸（Bubble）で割る=JBと、ジャスミン焼酎のバリエーションを用意していて、ジャスミン焼酎推しが強いんです。

　実は世の中的に、ジャスミン焼酎自体の人気が高まっていて、サントリーの売上実績によると「ジャスミン焼酎茉莉花」は2019年～2023年にかけて売上が10倍に急成長を遂げています。

　お茶由来の爽やかな香りや飲みやすさが、世代や性別を選ばず、家飲みシーンを含めて様々なシチュエーションに適していることから支持を高めているよう。

「JJ」を手軽飲めるJJ缶が登場するぞ!!

4月9日からJJ缶が登場！いち早く試飲してみた

　ジャスミン焼酎、そして「JJ」の人気に応えて、サントリーから「茉莉花〈ジャスミン茶割・JJ〉缶」が4月9日より新しく販売されます。335ml缶で167円（税別）。

「ジャスミン焼酎茉莉花」をジャスミン茶で割った味わい

　3種の異なる特徴の茶葉をブレンドし抽出したジャスミン茶を使用し、軽やかな味わいにして、飲食店で楽しまれている「JJ」の再現を目指したということです。

アルコールは4％。なお、糖質ゼロ、プリン体ゼロ

　こちらを試飲してみます！

　グラスに注ぐと、ジャスミン茶の心地がよい香りが漂い、リラックス気分に。ジャスミン焼酎にジャスミン茶をかけあわせていますから、相乗効果でとても良い香り。

ジャスミン茶のいい香り!!

　味わいは、まず、お茶の柔らかい風味が流れるように感じられて、喉に通る時は焼酎らしさがさりげなく主張します。クセがなくて飲みやすいのに、適度に酒感が楽しめるのもうれしいところ。

見た目はまるでお茶。お茶のような爽やかな感覚で飲めます（飲みすぎ注意！）

　“お茶”ですので甘みはありません。こういった缶のお酒は缶チューハイなど甘いものが多いですが、JJなら甘いお酒が苦手な人でも気分よく飲めると思います。

　また、シュワッとした炭酸もありませんので、ビールやサワーといった発砲のお酒が苦手という人でも飲みやすいでしょう。

　食事にも合わせやすく夕食のお供にぴったりだと感じました。「JJ」未体験の人は、4月から新登場のJJ缶でその味わいを試してみては！

　

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