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「ありの“ママ”スケジュール展」を3月8日〜10日開催

Indeedが働く女性対象に調査、ワーママの92.2%が「仕事と子育ての両立難しい」

2024年03月08日 20時15分更新

文● ASCII

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配偶者、上司の回答とのあいだには傾向の違いも

 正社員ワーママの配偶者や上司を対象に「子育てをしながら正社員として働く女性が仕事と子育てを両立するにあたって困っていることは何だと思うか」とたずね、正社員ワーママの回答と比較した項目では、正社員ワーママの実態と、配偶者や上司の考えるイメージとのあいだにギャップがあることも浮かび上がってくる。

 例えば、「子どもに十分に時間を割けない」と回答している正社員ワーママは60.3%だったが、そう考えている配偶者は49.0%、上司は47.5%という結果だった。「管理職や責任あるポジションにつきづらい(昇進・昇格がしづらい)」と回答した正社員ワーママが12.5%だったのに対し、配偶者は23.0%、上司は25.5%という結果に。

ワーママと配偶者・上司で回答の傾向が異なる

 比較対象を上司に限ると、「(本当はフルタイムで働きたいが)時短勤務にせざるを得ない」が14.8%、「上司や同僚から、過剰な/必要以上の配慮をされてしまう」が12.9%高い結果となり、こちらについては、正社員ワーママの実態と比較して、やや過度に「困っているのでは?」と考える人が多い傾向があるようだ。

 傾向として、ワーママと配偶者・上司で回答の比率が完全に逆転するような回答はことはないものの、項目によっては、配偶者や上司の考えとのあいだに一定以上の齟齬があるといったところだろうか。

 出産、育児、家事という要素を入れて「性別と仕事」を考えてみると、まだまだ、埋められる意識のギャップがたくさん存在しているのかもしれない。

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