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「ありの“ママ”スケジュール展」を3月8日〜10日開催

Indeedが働く女性対象に調査、ワーママの92.2%が「仕事と子育ての両立難しい」

2024年03月08日 20時15分更新

文● ASCII

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ワーママたちは仕事に対して何を思う?

 なお同社では、3月8日の「国際女性デー」を前に、「女性の仕事と子育ての両立に関する調査」を実施している。全国20〜40代のワーママ1000人と、将来的に正社員として仕事と子育てを両立したいと希望している有職男女(以下、プレワーママ/プレワーパパ)200人、そしてワーママの配偶者200人・上司200人の、計1600人を対象としたものだ。

 調査の結果、「仕事と子育ての両立に何かしらの困難を抱えている」と回答したワーママが9割以上にのぼり(92.2%)、またおよそ3人に2人(66.5%)はが「将来のキャリアプランの見通しを持てない」と回答したという。

仕事と子育ての両立に何かしらの困難を抱えているという回答は、9割を超えた

 正社員ワーママに、「仕事と子育ての両立において困っていること」を具体的にたずねると、「子どもに十分に時間を割けない」が60.3%で最も多く、次いで「自分のために使える時間が持てない」が58.9%、「精神的な余裕がなくなる」が50.2%という結果に。

具体的には、「子どもに十分に時間を割けない」が60.3%で最も多い。次いで「自分のために使える時間が持てない」が58.9%

 また、第一子の年齢が低いほど「将来的なキャリアプランの見通しが持てない」という回答の割合が高くなった。総務省の公布する「社会生活基本調査」によれば、末子の年齢が6歳未満の共働き世帯で妻と夫の平日の生活時間を比較すると、家事・育児の負担は女性に偏りがちな傾向にあるという。本調査結果においても、ワーママは家事・育児のうち平均74%分(家事74.2%、育児74.1%)を担っているという結果になっており、子育てをしながら働く女性の、仕事や家事・育児に追われて自分の今後のキャリアや将来を考える時間を持ちにくい状況が見えてくる。

第一子の年齢が低いほど「将来的なキャリアプランの見通しが持てない」という回答の割合が高くなった。

回答したワーママは家事・育児のうち平均74%分(家事74.2%、育児74.1%)を担っているという結果に

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