シンプルな画面から目的のジョブを選ぶだけの設定を実現
PFU、PaperStream Capture/Capture Proに「かんたん作成」モード追加
2024年03月04日 07時00分更新
PFUは2024年2月29日、業務用イメージスキャナー「fiシリーズ」のキャプチャリングソフトウェア「PaperStream Capture/Capture Pro」のリニューアルを発表した。シンプルな画面構成と簡単な操作を追究した「かんたん作成」モードを新たに搭載したほか、従来の設定モード(「こだわり作成」モード)においてもUIを改善している。同日より提供開始。
PFUでは、fiシリーズ向けのキャプチャリングソフトとして、少量スキャン向けのシンプルな「PaperStream ClickScan」、大量スキャン向けの「PaperStream Capture」、高度な処理が可能な「PaperStream Capture Pro」(有償)をラインアップしている。今回はPaperStream Capture/Capture Proがそれぞれメジャーバージョンアップされた(Ver.4.0.0)。
新搭載のかんたん作成モードでは、「画像として保存」「仕分けして保存」「データを抽出し保存」の3つの選択肢から目的に合った保存方法を選び、順に表示される読み取り設定項目を選択していくだけで適切な設定が完了する。この新モード搭載により、スキャナー製品の知識や操作経験がないユーザーでも、簡単に読取設定を行うことができ、導入後、すぐに使い始めることができるとしている。
「仕分けして保存」では、たとえばスキャン書類に記載されたバーコードに応じて、取引先ごとのフォルダに自動仕分けして保存することが可能。また「データを抽出し保存」では、スキャンで読み取った伝票番号や注文書番号をファイル名に設定するなど、原稿に含まれる情報を有効活用できるという。
また、ジョブ(従来の「ドキュメントプロファイル」)作成画面のUIが改善された。ホーム画面にジョブの作成/編集ボタンを追加したほか、保存された多数のジョブからの検索機能(絞り込み機能)も追加されている。
PaperStream Capture/Capture Proのアップデータは、同社のソフトウェアダウンロードページから無償ダウンロードできる。