OpenAIは1月10日(現地時間)、カスタムバージョンのGPTを作成できる「GPTs」機能で作成した多様なGPTを探索できる「GPT Store」の公開を開始した。将来的には収益化するためのプラットフォームとして機能する予定だ。現在のところ無料ユーザーは利用できない。
ジャンルごとに人気のカスタムGPTを探せる
GPT Storeにアクセスするには、サイドバーにある「Explore GPTs」をクリック。
GPT Storeが表示された。トップの「Featured」には、毎週有用で影響力のあるGPTが取り上げられる。
画面上部には「DALL·E(画像生成)」「Writing(執筆)」「Productivity(生産性)」「Research & Analysis(研究)」「Programming(プログラミング)」「Education(教育)」「Lifestyle(ライフスタイル)」といったカテゴリーが用意されており、クリックで切り替えることができる。
検索ウィンドウでキーワード検索することも可能だ。
なお、オリジナルGPTを作成するには画面右上の「+Create」をクリックする。
収益化は第1四半期から、米国内ユーザーのみ
GPT Storeは有償版の「ChatGPT Plus」および、本日新設された企業向けの「Team」、同じく企業向けの「Enterprise」ユーザーにむけて提供される。先述したように無料版ユーザーは利用できない。
肝心の収益化に関しては第1四半期に「GPT builder revenue program」が開始され、「GPT作成者のユーザーへの貢献に基づいて」報酬が支払われるとされている。
ただし当面は米国内のユーザーのみ、支払基準の詳細についても明らかになっていないが「GPT Storeを独自のアプリストアとして確立し、既存のアプリストアや配布方法から独立したプラットフォームを目指しています」としており、大手プラットフォーマーからの独立を強調している。