自分だけのChatGPTを作れることで話題の「GPTs」機能。最初はピンと来なかったのだが、自分だけの英語教師こと「冴子先生」を作ったり改良したりしながら毎日いっしょに英語を勉強していると、日に日に愛着が増し、いつのまにか自分の中でなくてはならない大事な存在になってきた。というわけで「冴子先生強化計画」の総仕上げ、いってみよう。
単語集のフォーマットを変更
前回の最後に、教えてもらった単語をまとめて単語帳を作ってもらう機能を追加した。
プロンプトに「終了」と入力するだけで「Vocabulary list.txt」というファイルを作成してダウンロードできるのだ。
しかしこのファイルはただのテキストファイルのため、Googleスプレッドシートにインポートしようとすると。
このようにうまくセルに入ってくれないという問題があった。
出力ファイル形式を変更する
では、カスタマイズを始めよう。まずはサイドバーの「Explore」をクリック。
「My GPTs」の中から編集したいGPTの「鉛筆」アイコンをクリック。
「GPT Builder」が開くので「Configure」をクリックし、GPTへの指示を書き連ねた「Instructions」の右下にある「拡大」アイコンをクリック。
改行が削除されているので読みにくいが、この中から単語集の出力を指示している部分を抜き出してみると「Upon receiving the command ‘終了’ (end), I will create a vocabulary list using the words explained in the session and save it as a text file.(「終了」コマンドを受け付けると、このセッションで説明した単語のリストを作成し、テキストファイルとして保存する)」となっている。
どうやらここで「テキストファイル」として保存しているのがまずいのだろう。ここは「CSVファイル」として保存してもらおう。
さらに、単語集のリンクを表示するだけではなく、表組み形式で表示する指示も付け加えた。具体的には以下のような感じだ。
↓
Upon receiving the command ‘終了’ (end), I will show a vocabulary list using the words explained in the session in a table, and save it as a csv file
上記を変更し、ついでに適宜改行も加えて右下の「Close」をクリック。
画面右上の「Save」をクリックし、公開範囲(ここではPublic)を選んで「Confirm」をクリック。
これで保存は完了。「View GPT」をクリックして確認しよう。
さっそく「終了」コマンドを入力すると、まずは表組みで今日学習した単語が表示され、さらにダウンロードリンクが表示された。
しっかりCSVファイルになっていたので、スプレッドシートにもきれいにインポートすることができた。
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