書類から写真や動画まで、さまざまなデータの保存に対応した便利なクラウドストレージ「Googleドライブ」。この記事ではGoogleドライブの空き容量が足りないユーザー向けに、簡単な操作で空き容量を増やすテクニックをご紹介する。
Googleドライブの機能でおすすめの削除候補を自動抽出
Googleドライブの空き容量を増やす方法として最も簡単なのは、同サービスに備わる「空き容量確保機能」を使うことだ。手順は以下の通り。
●空き容量確保機能の使い方(PCの場合)
1.ブラウザーでGoogleドライブにアクセス
2.画面左側のメニューから「保存容量」を選択
3.ストレージ使用状況のメーターの下にある「空き容量を増やす」を選択
※ 「“保存容量”を増やす」ではなく「“空き容量”を増やす」を選ぶこと
4.タイプ別に「削除候補のアイテム」をまとめたページへのリンクが表示されるので、削除したい項目の「確認」を選択
5.不要なファイルやメールなどを選択し、「削除」ボタンをクリックする
Googleドライブの空き容量は「Googleフォト」や「Gmail」と共有されているが、上記の方法を使えば、各サービスを横断して削除候補を自動でピックアップしてくれる。手っ取り早く空き容量を増やしたいユーザーには、打って付けだろう。
逆に特定のサービスのファイルだけを削除したいときは、4の画面下部に表示される「サービス別に空き容量を増やす」からGmail・Googleドライブ・Googleフォトへのリンクをクリックすればよい。
こちらの機能はスマホ版のGoogleドライブアプリでも使用できるが、作業途中でブラウザー版にリダイレクトされるため、スマホの場合も最初からブラウザーでアクセスした方が少ない手間で済む。
Googleフォトのストレージ消費を抑えるには?
スマホで撮った写真や動画をGoogleフォトにバックアップしているユーザーは、Googleフォトの自動バックアップ機能をオフにして、別の保存先へ切り替えることも選択肢の1つだ。
乗り換え先としておすすめしたいのが、通販大手アマゾンが運営する「Amazon Photos」。月額600円の有料サービス「Amazon Prime」へ加入する必要はあるが、同サービスの会員なら写真は容量無制限で保存できる。残念ながら動画の保存は5GBまでに制限されているが、写真のバックアップだけで良ければ、コストパフォーマンスの高いサービスといえるだろう。