ワークプレイスサービスプロバイダー
大山社長兼CEOは、リコーの強みを、オフィスプリンティング事業で培った世界140万社の強固な「顧客基盤」、地域密着の販売およびサポート網による「顧客接点」、課題解決に向けて提供している自社製品やサービスによる「自社IP」の3点をあげる。そして、これを生かすことで、「ワークプレイスサービスプロバイダー」を目指すと宣言した。
ワークプレイスとは、リモートワークなどによって変化した新しい働く場を再定義した言葉である。
かつて、OAという言葉を作ったリコーが、ワークプレイスサービスプロバイダーという新たな領域で、リーダーを目指すことになる。今回の「企業価値向上プロジェクト」の追加施策は、それを実現するために、より大胆な構造改革に挑むことを示したものだといえる。
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