サードパーティを活用して2025年度末までに技術要件を満たす条件付き採択
さくらインターネット、国内企業初のガバメントクラウド提供事業者に選定
2023年11月28日 16時15分更新
政府共通のクラウドサービスの利用環境である「ガバメントクラウド」に、国内企業のサービスが初めて選定された。
さくらインターネットは、2023年11月28日、同社のIaaS型クラウド「さくらのクラウド」が、2023年度にデジタル庁が募集した「ガバメントクラウド整備のためのクラウドサービス」に認定されたことを発表した。
今回の選定により、デジタル庁が進める「ガバメントクラウド整備事業に係る検証作業等」において、さくらのクラウドも対象となる。
本認定は、2025年度末までに技術要件をすべて満たすことを前提とした条件付きの認定。さくらインターネットでは、さくらのクラウドの開発強化を続けるとともに、一部の技術要件についてはパートナーシップを組むマイクロソフトのテクノロジーなどにより充足させるとしている。
ガバメントクラウドの過去の公募では、Amazon Web Services、Google Cloud Platform、Microsoft Azure、Oracle Cloud Infrastructureと、外資ベンダーのサービスが採用されていた。
