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スマホ充電、暖房、調理家電にも使えるのは?

もしもの時に安心! 最新ポータブル電源の選び方【アウトドアと防災の必需品】

2023年11月29日 07時30分更新

文● 戸津弘貴/編集部

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ポータブル電源の代名詞的存在「Jackery」

ラインナップ拡充で追随を許さない王者

 Jackeryは、「いつでも、どこでも、誰とでも」電源が使えるように、世界中にポータブル電源とソーラーパネルを普及させるというミッションの下、2012年にアメリカで設立、日本では2019年3月から販売を開始している。コロナ禍の中、リモートワークやアウトドアでのニーズが拡大したこともあり、シェアを拡大。現在、ポータブル電源の代名詞的存在として認知されるまでになった。

 可搬性に優れた三元系リチウムイオンバッテリー採用のProシリーズに加え、ユーザーからのリクエストに応える形でコストパフォーマンスに優れたリン酸鉄リチウムイオンバッテリー採用のPlusシリーズを新たに投入し、レジャーから防災まで多くのニーズをカバーする。

 ポータブル電源の課題の一つに廃棄・リサイクルがあるが、Jackeryでは自社が窓口となり回収、リサイクルしている。修理、サポート体制も含めて日本国内に拠点(日本法人)があるのは、他社(ネット通販メインの海外メーカー)に対して大きな強みだ。同社では「Jackeryを選べばとりあえず間違いない」と言ってもらえるような存在になりたい、としている。

■リン酸鉄系採用でコスパ最高/リン酸鉄系
「Jackery ポータブル電源 2000 Plus」

 定格出力3000W(最大出力6000W)、容量2042Whとフラッグシップモデルにふさわしいスペック。リン酸鉄リチウムイオンバッテリー採用により、4000サイクルの充放電回数で70%の性能(電池容量)を維持できるとしている。急速充電技術により、約2時間でフル充電可能。EVに採用されるバッテリーと同レベルの性能、品質の部品を採用し、信頼性も高い。アプリで使用状態やバッテリー残量を確認することも可能。サイズは約47.3×35.9×37.3cm、重量約27.9kg。

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■1台の本体に最大5個増設可能
「Jackery Battery Pack 2000 Plus」

 2042Whの容量を持ち、Jackeryポータブル電源 2000Plusのバッテリー容量を必要に応じて拡張できるバッテリーパック。最大10個まで連結可能。

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■三元系の高コスパモデル/三元系
「Jackery ポータブル電源 1500 Pro」

 定格出力1800W(瞬間最大3600W)、容量1512Whと必要十分な性能で、本体重量17kgとキャンプなどにも持ち出せる軽量コンパクトさがちょうどよい。

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■大型パネルで高速充電に対応
「Jackery SolarSaga 200」

 最大200Wの出力を持つソーラーパネルで、複数枚使えばポータブル電源を1日でフル充電できる。大容量のポータブル電源を使う際には一緒に備えたい。

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■手で持ち運べるソーラーパネル
「Jackery SolarSaga 100」

 約4kgと軽量で、折り畳めば一人で持ち運ぶことも可能。単体でフル充電は難しいが、いざという時には、使った分を少しでも回復できれば何かと助かる。

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