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スマホ充電、暖房、調理家電にも使えるのは?

もしもの時に安心! 最新ポータブル電源の選び方【アウトドアと防災の必需品】

2023年11月29日 07時30分更新

文● 戸津弘貴/編集部

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急成長するポータブル電源の新星「EcoFlow」

豊富なラインアップ/システムで揃える楽しみ

 DJI出身のエンジニアらによって2017年に中国で設立されたEcoFlow Technologyは、わずか5年でポータブル電源市場において世界2位のシェアを誇るまでに成長したユニコーン企業。同社のポータブル電源DELTA Proは「タイム」誌の2021年ベスト100発明品に選ばれた。

 充実したラインナップと整理されたスペック構成は、後発メーカーならではの利点と言える。これからポータブル電源を買いたいという人には目的に応じて選びやすく、迷いにくいのはユーザーにとっても嬉しいポイントだ。

 ソーラーパネルによる充電は各社手掛けているが、ユニークなのはガソリンエンジン搭載のスマート発電機を用意しているなど、継続的な電力供給のシステム、ソリューションが用意されている点。その他にも、ポータブル冷蔵庫やエアコンなどシステムのラインナップが豊富で、今後のラインナップ拡充にも期待が持てる。高コスパな製品ラインナップというだけでなく、勢いのあるメーカーが参入することで市場が活気付き、競争が起こってポータブル電源というジャンルが盛り上がることにも期待したい。

■バッテリー容量を最大3倍に拡張
「DELTA 2 Max 専用エクストラバッテリー」

ポータブル電源

 DELTA 2 Max専用エクストラバッテリーは容量2046Whで、2台まで接続することができ、最大で6144Whまで拡張することが可能。

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■コアシステムとして装備できる電源/リン酸鉄系
「DELTA 2 Max」

ポータブル電源

 定格出力2000W(サージ4000W)、容量2048Whと高出力・大容量。リン酸鉄リチウムイオンバッテリー採用により、3000サイクルで容量80%以上を維持できるとしている。エクストラバッテリーや同社のスマートデバイスに対応し、システムを構築できる。専用アプリで残量チェックや制御が行え、家庭用のバックアップやピークカット、車中泊やアウトドア、ロケなど様々な場面で活用が期待される。サイズは49.7×24.2×30.5cm、重量約23kg。

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■「一家に一台」にちょうどいい/リン酸鉄系
「DELTA 2」

ポータブル電源

 定格出力1500W(サージ 2250W)、バッテリー容量1024Whと、レジャーや防災用としてコストパフォーマンスに優れたモデル。X-Boost機能により、出力不足でギリギリ動かなかった家電を動かすことも可能だ。

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■大出力400Wのソーラーパネル
「EcoFlow 400W ソーラーパネル」

ポータブル電源

 単体で400W、3枚直列で最大1200Wのソーラー充電が可能。大容量のバッテリーも高速に充電できる。非常時の発電のほか、日常でも他の充電と併用する補助的な発電により電気代の節約に貢献する。

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■必要時に自動で起動する発電機
「EcoFlowスマート発電機」

ポータブル電源

 DELTA 2 Maxなどのポータブル電源の電力が低下したら自動で起動して発電するガソリン発電機。アプリでの遠隔操作のほか、AC出力で他の機器への給電にも対応。

■製氷機搭載ポータブル冷凍冷蔵庫
「EcoFlow GLACIER ポータブル冷蔵庫」

ポータブル電源

 庫内スペースを2分割して冷蔵と冷凍を同時に使用できる。さらに製氷機を独立して搭載しているので、保冷スペースを効率的に活用できる。オプションでバッテリーパックが用意されており、最大40時間稼働する。

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 (次ページ:ポータブル電源メーカーの最古参「Goal Zero」)

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