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スマホ充電、暖房、調理家電にも使えるのは?

もしもの時に安心! 最新ポータブル電源の選び方【アウトドアと防災の必需品】

2023年11月29日 07時30分更新

文● 戸津弘貴/編集部

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違いがわかる人には高コスパな「Anker」

ガジェット好きにオススメな技術力

 モバイルバッテリーで定評のあるAnkerは、単純なスペックではなく製品のトータルパッケージでの仕上がりでバランスが取れている印象。独自の回路設計や、部品の品質などによる長寿命化やGaN(窒化ガリウム)採用による高効率化など、単純なスペック比較では判断できない部分に注目したい。例えば、ポータブル電源に搭載されているLEDライトはランタンのような広い範囲を照らすものになってるなど、使用シーンをイメージした設計をしている。競争の激しいジャンルであるため、品質と価格のバランスにも苦心しているという。

 一方、昨今課題になっているバッテリーの廃棄・回収に関しては、自社製品に限定されるが、専用窓口で回収を受け付けている。

 今後の製品展開に関しては、既存ラインナップの拡充やブラッシュアップとともに、カバーしていない領域、ジャンルを埋める製品開発に取り組む姿勢を見せる。eufyやNEBULAなどの家電製品とのシナジーや、「Anker EverFrost Powered Cooler」のようなアウトドア向け家電なども、ニーズに応じて開発していきたいとのことだ。

■10年使える大容量バッテリー/リン酸鉄系
「Anker 767 Portable Power Station(GaNPrime PowerHouse 2048Wh) 」

ポータブル電源

 定格出力2000W (瞬間最大2400W)、2048Whと高出力大容量。GaN(窒化ガリウム)を採用することで、変換効率96%と高効率を実現。実効容量(実際に使える容量)も100Wh程度増え、発熱も抑えられるので構成部品へのダメージも軽減できるという。バッテリー、電子部品など含めた耐久性は約5万時間と長寿命化を実現。製品保証は最大5年で、実使用で10年は使用可能という。本体にはLEDのパネルライトを搭載。本体サイズは約52.5×39.5×25cm、重量約30.5kg。

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■Anker 767の容量を倍増
「Anker 760 Portable Power Station Expansion Battery」

 付属のケーブルでAnker 767 Portable Power Stationと接続することで、バッテリー容量を倍増できる。本体上に重ねて置けるデザインで長時間の使用に対応する。

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■最大2.5時間でフル充電
「Anker 531 Solar Panel 200W(Anker 767 Portable Power Station専用)」

ポータブル電源

 Anker 767 Portable Power Station専用のソーラーパネル。200W出力で最大5台並列接続することにより、約2.5時間でフル充電できるポテンシャルを持つ。太陽の位置に合わせて3段階の角度調整が可能。

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■5年保証の高コスパモデル
「Anker 757 Portable Power Station (PowerHouse 1229Wh)」

ポータブル電源

 定格出力最大1500W (瞬間最大2,400W)、容量1229Whと、必要十分なスペック。重量約19kgで持ち運び可能。備えて安心、使って便利な高コスパモデルだ。

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■バッテリー取り外し可能な冷凍冷蔵庫
「Anker EverFrost Powered Cooler」

ポータブル電源

 30Lモデルで42時間の冷却持続時間があり、1泊キャンプで保冷とスマホなどの充電などに対応する。設定可能温度はー20~20℃。4種類の充電に対応。

 (次ページ:急成長するポータブル電源の新星「EcoFlow」)

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