グーグルは11月15日(現地時間)、AIを利用した複数の新機能を「Googleフォト」に追加したことを発表した。いずれの機能もiOSとAndroidの向けに順次展開する。
類似写真をAIでグループ化
1つ目の新機能は「類似写真のスマートグループ化」機能だ。同機能は近くで撮影された類似の写真を自動識別の上、写真スタックとしてグループ化。最もよく捉えた写真を選択するというもの。
写真の選択は基本的にAIが対応するが、自分の写真をトップピックとして選択したり、スタックを変更する機能も搭載する。もちろん、写真スタックの機能をオフにして、すべての写真を閲覧することも可能だ。
チケットの画像からイベントをカレンダーに自動追加
2つ目の新機能は「スクリーンショットやドキュメントの自動分類機能」だ。同機能ではギャラリー内のスクリーンショットやドキュメントの画像をAIが識別し、「ID」「領収書」「イベント情報」など適切なアルバムに自動分類することができる。
さらにチケットのスクリーンショットやイベントのチラシの写真から、「Googleカレンダー」にリマインダーの追加も可能。設定すると、必要なときにスクリーンショットを再確認するよう促すリマインダーが表示される。
また、30日後にスクリーンショットとドキュメントを自動的にアーカイブすることも可能だ。