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日次の自動レポートにより報告作業が省力化、問題の早期発見も可能に

兼松、Boxの情報資産管理のためマクニカソリューションズのログ監視サービスを導入

2023年10月04日 12時00分更新

文● ASCII

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兼松、MUCV for Box導入によるBefore/After

 マクニカソリューションズは、2023年10月4日、総合商社である兼松が、「Box」のログ監視サービス「Macnica U's Case Visualizer for Box (以下MUCV for Box)」を導入したことを発表した。

 兼松は、2020年にBoxを全社導入しており、利便性を向上させ、コロナ禍の行動制限下においても通常業務の継続を実現したという。一方で、データ量もユーザー数も増加するとともに、Box上で、誰が、いつ、どのような操作をしているかを把握することが困難となり、標準のレポート機能の月次集計では気づきが遅くなるなど、情報資産の可視化や分析を課題としていた。

 この課題を解決するために兼松は、MUCV for Boxを導入することを決定した。同ソリューションはマクニカソリューションズが独自に提供するBoxのログ監視サービスであり、ユーザーのアクティビティを中心に利用状況を可視化し、セキュリティを強化する。自動でアクティビティの日次確認ができ、操作一回当たりのファイル数など、一定のしきい値を設定することで問題の早期発見も可能だ。

 兼松では、MUCV for Boxの導入により、社員のアクティビティを自動かつ詳細に確認できるようになり、日次レポートの自動作成により、報告作業の省力化にも繋げている。また、通常と異なる操作があった場合にも、自動通知されるため「情報資産をリアルタイムに近い状態で管理できる仕組み」を実現しているという。

 兼松は、今後、MUCV for Boxの対象をグループ会社にも拡大していく方針。

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