1933年に滋賀県東近江市で和服裁縫の研究所として開設した滋賀学園高等学校は「グローバル特進コース」や「未来開進コース」など、時代のニーズに合わせた教育課程を提供し、即戦力となる人材を輩出している。その同校が、県内の学校に先駆けて推進している施策が教育現場のICT化だ。一人一台のタブレット端末やWi-Fi環境の整備、動画教材の配信など、生徒が主体的に学んで学力を伸ばせる環境を整えている。
さらに、2023年7月にはMSIと連携して、高等学校では類を見ない設備を擁するコンピュータ室(デジタルクリエイターズルーム:以下「DCルーム」)をオープン。将来のクリエイターを目指す生徒に、プログラミングやWebデザインなど、より高度なカリキュラムを提供できるようになった。そこで本記事では、同校のDCルーム新設を主導した森 耀一さんと加藤 正照さんを取材。「教育現場におけるICTの重要性は今後ますます増してくる」と話す二人に、MSIの提案を導入した経緯やこれまで運営してきた手応え、今後の展望などを伺った。

滋賀学園高等学校では、高度な授業やe-Sportsにも対応可能なデスクトップPC「Trident AS 13TC 483JP」やゲーミングモニター「Optix MAG245R2」など、MSI製のデバイスを一括で導入した
滋賀学園高等学校は2022年4月に、将来クリエイターを目指す生徒のための教育課程として、未来開進コースに「メディアコミュニケーション探究」を開設。高度なスキルを身に付けるためのカリキュラムを充実させている。しかし、従来設置していたコンピュータ室ではマシンのスペックに不足があったため、校内のICT化を象徴する目玉施設として内装や什器を含めて一新することにした。
PCやモニターだけでなく、コンピュータ室のデザインやレイアウトも含めて複数社に提案を依頼したところ、MSIからは授業だけでなくイベントやe-Sports大会にも活用できる大型壁面ディスプレイや空間演出など、従来の教育現場に捉われない斬新な提案が。価格も他社より抑えられており、2023年度から行う授業のスケジュールにも間に合うため即決した。
DCルームを新設してマシン環境も整ったことで、これまでスペックを理由に諦めていた新しい授業にも挑戦できるように。入学希望者への訴求も期待できる施設で、県内の教育現場や地域行政の注目度も高く、MSIや地元企業と連携したイベントやe-Sports大会の開催など、授業のみならず幅広い活用方法を検討している。
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