JN-IPS2380FHD-C65W-NとJN-GC12Vをレビュー
連装VESAアクセとアームでディスプレー裏の死角を超有効活用してみた
VESAキメラは固定位置が重要なポイント
VESAマウントは基本1つのディスプレーにつき1つです。ゆえに、普通はアームを装着したら、そのVESAマウントは埋まってしまいます。そこで、前回はディスプレーとアームの間、あるいはアームの外からVESAアクセサリーを取り付けて運用しました。
当然、ディスプレーとアームだけの場合よりも装着難易度は高くなり、複数の人間の手が必要になります。ディスプレーのパネル部を持つ人に、VESAアクセサリーを持つ人、アームの角度を調整しながらネジを回す人で最低3人はほしいところ。今回は僕とカメラマンさんのほか、後輩のライター・松野将太君の3人で挑みましたが、それでも撮影はまるっと1日かかりました。
そして、VESAアクセサリーを増やせば増やすほど、固定するネジは長いものが必要になります。しかし、その長さや耐久性にも限界があるので、どうにか別の方法で取り付けるアイディアも必要になってきます。そこで、まずはサンワサプライの「MR-VESA7」の出番です。
MR-VESA7はVESAマウントのネジ穴2ヵ所を利用して、穴あきのプレートを増設できるアクセサリーです。長めの結束バンドが2本付属し、それで穴を通して固定すればいろんなものが装着できます。そう、当然別のVESAアクセサリーもです。
ここに、今度はサンワプライの「MR-VESA10」を取り付けます。MR-VESA10はカギ付きのセキュリティーボックスで、ディスプレー裏を金庫のようにできるという意欲作です。大切なものの隠し場所はいろいろあると思いますが、ディスプレーの裏はまさに死角。お釈迦様でも気がつかないことでしょう。
MR-VESA10は構造上、VESAマウントに固定するとアームが取り付けれられません。しかし、MR-VESA7とコンビで使うことで、アームと併用できるようになったわけです。これぞ、キメラの真骨頂です。
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