JN-IPS2380FHD-C65W-NとJN-GC12Vをレビュー

連装VESAアクセとアームでディスプレー裏の死角を超有効活用してみた

文●ジサトライッペイ 編集●ASCII

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VESAキメラは固定位置が重要なポイント

 VESAマウントは基本1つのディスプレーにつき1つです。ゆえに、普通はアームを装着したら、そのVESAマウントは埋まってしまいます。そこで、前回はディスプレーとアームの間、あるいはアームの外からVESAアクセサリーを取り付けて運用しました。

連装VESAアクセとアームでディスプレー裏の死角を超有効活用してみた

長尾製作所のマイクアーム用クランプテーブル「NB-MARM-VESATB」(実売価格 3700円前後)は、ディスプレーとアームの間に設置

連装VESAアクセとアームでディスプレー裏の死角を超有効活用してみた

サンワサプライのVESAアクセサリー「MR-VESA9」(実売価格 7100円前後)は、アームの外側から固定しました

 当然、ディスプレーとアームだけの場合よりも装着難易度は高くなり、複数の人間の手が必要になります。ディスプレーのパネル部を持つ人に、VESAアクセサリーを持つ人、アームの角度を調整しながらネジを回す人で最低3人はほしいところ。今回は僕とカメラマンさんのほか、後輩のライター・松野将太君の3人で挑みましたが、それでも撮影はまるっと1日かかりました。

 そして、VESAアクセサリーを増やせば増やすほど、固定するネジは長いものが必要になります。しかし、その長さや耐久性にも限界があるので、どうにか別の方法で取り付けるアイディアも必要になってきます。そこで、まずはサンワサプライの「MR-VESA7」の出番です。

連装VESAアクセとアームでディスプレー裏の死角を超有効活用してみた

サンワサプライの「MR-VESA7」(実売価格 2800円前後)を装着。VESAマウントのネジ穴は2ヵ所でもばっちり固定できます

 MR-VESA7はVESAマウントのネジ穴2ヵ所を利用して、穴あきのプレートを増設できるアクセサリーです。長めの結束バンドが2本付属し、それで穴を通して固定すればいろんなものが装着できます。そう、当然別のVESAアクセサリーもです。

連装VESAアクセとアームでディスプレー裏の死角を超有効活用してみた

僕的にはドライバーホルダーもオススメです

 ここに、今度はサンワプライの「MR-VESA10」を取り付けます。MR-VESA10はカギ付きのセキュリティーボックスで、ディスプレー裏を金庫のようにできるという意欲作です。大切なものの隠し場所はいろいろあると思いますが、ディスプレーの裏はまさに死角。お釈迦様でも気がつかないことでしょう。

連装VESAアクセとアームでディスプレー裏の死角を超有効活用してみた

MR-VESA7の穴と結束バンドで、MR-VESA10(実売価格 1万6300円前後)を固定しました

 MR-VESA10は構造上、VESAマウントに固定するとアームが取り付けれられません。しかし、MR-VESA7とコンビで使うことで、アームと併用できるようになったわけです。これぞ、キメラの真骨頂です。

連装VESAアクセとアームでディスプレー裏の死角を超有効活用してみた

棚板を設置しなければ、内寸は295(W)×60(D)×245(H)mmと広め。カード類なんかは何枚も入ります

連装VESAアクセとアームでディスプレー裏の死角を超有効活用してみた

結束バンドのあまりが背面にあたってやや傾斜しておりますが、Core i9-13900Kのボックスでもすっぽり収まります

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