セゾン情報システムズは8月24日、クラウド型データ連携プラットフォーム「HULFT Square」を10月5日より欧米市場でも提供すると発表した。
HULFT Squareは、同社が2月9日に国内でサービス開始した日本発iPaaS。さまざまな業界向けパートナーが提供しているSaaSと連携しており、情報の検索や保護、移動してデータフローのビジネスプロセス全体を自動化して価値を創出できるグローバルなデータ連携を提供する。製造業における受発注システムにおけるEDIやデータキャプチャー、人事管理における人事データの自動処理、財務経理における経費精算や請求書処理などにさまざまなビジネスシーンに利用できる。
国内における「HULFT」や「DataSpider」を導入している企業は1万1295社(3月末時点)となり、このうち111社は2022年度におけるFortune Global 500に含まれている。
同社では、このサービス開始に合わせ、11月にアメリカのラスベガスで開催される「AWS re:Invent 2023」に出展。米国国内や欧州から参加する企業だけでなく、日本からの参加者にもソリューションの価値を訴求する。