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美食がいっぱい! アキバの"食"を満喫

煮汁が溢れるロールキャベツなど絶対食べておくべき秋葉原絶品グルメ

2023年08月12日 13時00分更新

文● 藤田 忠 編集●北村/ASCII

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3日目【昼&夕飯】
親娘で営む絶品ロールキャベツ専門店「rolls」

 横着してミルクパンにキャベツと挽肉をミルフィール状に敷き詰めた“ロールキャベツ”風はよく作る筆者が、オープン当初から目をつけていたのが、ロールキャベツ専門店「rolls」だ。昨年2月に亀戸から秋葉原に移転オープンした同店、珍しいロールキャベツ専門店&近くに勤めるひとのレビューなどで移転オープン時から注目していたが、あっとう間にテレビなどの取材が入り、行列のできる人気店になっている。

行列のできるお店になっているロールキャベツ専門店「rolls」。親娘おふたりで営業している

ロールキャベツのソースは、トマト、デミグラス、ホワイトから選べる

 場所は、中央通りを浅草橋方面に渡った三井記念病院のそばと、秋葉原駅からちょっと歩くが、シェアサイクルを活用すればサッと行ける。席はカウンターとテーブル合わせて11席とあって、ランチタイムは近所に勤めるひとで溢れ待つことになるが、ひとつひとつていねいに作られたロールキャベツは、食べて良かったと心底思える美味さだ。

 ライスの盛りもなかなかグッドなので、ガッツリ食べたい男子にもおすすめ。なお、パンも選べるので、女性も安心だ。

御徒町や秋葉原からは三井記念病院を目指そう

お店は地下にあるので看板裏の階段を降りよう。待機椅子が埋まっているときは、階段に並んで待つことになる

●ロールキャベツ専門店 rolls
https://rolls.theshop.jp/
●イートイン 11:00~15:00、テイクアウト/デリバリー 11:00~18:00(仕込みなくなり次第閉店)
●定休日 金土日祝日(年末年始)
アクセスマップ

 挽肉のつなぎに卵やパン粉を使わずに、柔らかになるよう試行錯誤を重ねたというロールキャベツ。保存料も一切使っておらず、デミグラスやトマト、ホワイトソースにも小麦粉を不使用と、アレルギーを持っている人やお子様、お年寄りも安心して味わえる。

 メニューの「ロールキャベツセット」は税込1000円で、バゲット(3切れ)またはライス、アイスティーが付く。ライスは大盛りがプラス50円で、特盛りがプラス100円になる。ソースは3種類で、牛すじ肉と野菜をとろけるまで煮込んで作った濃厚なデミグラス。トマトのほか、玉ねぎやニンジンなどの野菜をベースに、ベーコンとアンチョビの旨みが加わったトマト。そして豚骨をベースに野菜と米粉を煮込むことでとろみをつけたというホワイトから選べる。

基本のメニューはロールキャベツのみ。ソースは3種類から選べる

 ギリギリまで煮込まれたトロけるキャベツと肉ダネのバランスは秀逸で、切ると煮汁がジワーとソースに溢れる様子は、食す前にテンション爆上がりだ。とは言え、ガッツリ派としては、ロールキャベツ2個だと、少し物足りなく感じてしまうが、そこは盛りの良いライスでフォロー。

 そんなガッツリ派は濃厚な味でご飯が進むデミグラスソースか、豚骨ベースだが優しい味わいのホワイトソースを試してほしい。

デミグラスソースのロールキャベル

ご飯は普通でも、この盛り

切ると、煮汁がジワーとソースに溢れてくる。もう見た目からも食欲を刺激する。味も文句なしでロールキャベツ、ご飯、ソース、ご飯のループがはじまる

この日は、思わずホワイトソースをテイクアウト。冷めてしまったが、それでも十分美味しく、大満足だった

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