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1日限定20食のうな丼など秋葉原絶品グルメを食べまくる!

2023年08月18日 13時00分更新

文● 藤田 忠 編集●北村/ASCII

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 数年ぶりに秋葉原にゆったり1週間滞在できる機会を得られたので、久しぶりにアキバ飯を満喫した筆者。1~3日目を紹介した前回に続き、夏休みに秋葉原を訪れる人のために、絶対食べておくべきアキバ飯を紹介しよう。

4日目【昼食】
夏の風物詩! 古き良き昭和の冷やし中華を味わう

1日限定20食のうな丼など秋葉原絶品グルメを食べまくる!

 真夏の秋葉原の昼飯に欠かせないのが、1912年(明治45年)創業という超老舗店「味の萬楽」が提供する「冷やし中華」だ。

 4代目になる女将が切り盛りしており、店内に入ると「いらっしゃいませ~、こんにちは~~、おかえりなさ~い」とバリエーションはいろいろあるが、明るい声で出迎えてくれる。街の中華屋さんの雰囲気にほっこりすること間違いなし。

 さらに食券機に並ぶと「新しい500円硬貨使えないの、ごめんなさいね~」とか、食券機横のテーブル席に座ると「ごめんね~ テーブル席は、お水とか料理は自分で運んでもらうけどいい~?」などなど、気配りいっぱい。テーブル席前のカウンター席に座っていると、「あ、お水俺持っていくよ」と無性に手伝いたくなる温かな雰囲気が大好きだ。

 どうしても女将さんのワンオペレーションなので、待ちが長くなることもあるが、近所に勤める人で連日にぎわっており、中華粥を味わいに来る女性客も多い。中華粥(小がゆ)がセットになった「ラーメン・小がゆセット」(1200円)があるのもポイントだ。営業は平日の11:00~15:00までの4時間限定と、営業時間に気をつける必要があるが、足を運んでみよう。

●味の萬楽
●X(旧Twitter)@manraku_okami
●11:00~15:00(仕込みなくなり次第閉店)
●定休日 土日祝日(9月ごろまでは金土日祝日に変更)
アクセスマップ

1日限定20食のうな丼など秋葉原絶品グルメを食べまくる!

神田川に架かる橋のひとつの昌平橋そばにある味の萬楽。いつまでも続いて欲しい街の中華屋さんだ

1日限定20食のうな丼など秋葉原絶品グルメを食べまくる!

夏季限定となる名物「冷やし中華」。価格は1100円

 そんな「味の萬楽」が5月のGW前あたりから、夏季限定で提供している「冷やし中華」。有名ラーメン店のような特別なところはないのだが、氷水でしっかり冷やされた麺を、これまた冷蔵庫から出された冷やされた平皿へ盛り付け。そしてチャーシュー、もやし、きゅうり、錦糸卵、紅ショウガ、振りかけられたゴマと、これぞ冷やし中華といった見た目になっている。

 肝心の味も、苦手な人も多い酸味はあまり感じず(追い酢もあり)、ほどよい甘さが口に広がるつゆに、氷水でしっかりと冷えた歯応えある麺、チャーシューなどの各具材、熱々の中華スープと文句なし。

1日限定20食のうな丼など秋葉原絶品グルメを食べまくる!

オーソドックスな見た目の「冷やし中華」。酸味少なく、ほどよい甘さのつゆが最高

1日限定20食のうな丼など秋葉原絶品グルメを食べまくる!

紅ショウガとともに、冷やし中華には欠かせない練りからしもたっぷり

1日限定20食のうな丼など秋葉原絶品グルメを食べまくる!

黄身とろとろの煮卵を追加。筆者は中華粥にも追加するのが定番だ

1日限定20食のうな丼など秋葉原絶品グルメを食べまくる!

冷やし中華の合間におすすめな、熱々の中華スープもまた良し

 ちなみに、この日の夕食は秋葉原ではなく、宿泊先だった両国にある「亀戸ぎょうざ 両国店」に。ざく切り野菜と肉汁たっぷりの餃子は文句なしに美味しい。「亀戸ぎょうざ」は1953年創業の餃子専門店だが、本店のメニューは餃子しかない。その点、両国店などの支店は普通にラーメンなどのメニューもあるので、あえて本店ではなく両国店を訪れている。

●亀戸ぎょうざ
https://www.kameido-gyouza.co.jp/

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