今回のことば
「東京ドームシティは、世界一のエンターテインメントシティを目指す。どこにでもあるような街ではなく、ここにしかない街にしたい。ビジョンを使い、来場する人たちとともに、この街を育てていきたい」
東京・後楽園の東京ドームシティが、「ランドスケープリニューアル計画」と呼ぶ大規模なリニューアルを進めている。
その中核のひとつと位置づける「東京ドームシティビジョンズ」が、2023年8月1日から本格稼働した。
全長122mのスーパーリボンビジョンをはじめとする7種類の大型LEDビジョンおよびモニターが新たに用意され、常設ビジョンとしては、日本初となるオリジナル映像生成システム「アダプティブアイデンティティシステム」を導入。常に変化しつづけるユニークな街であることを表現するために、様々なデザインバリエーションを展開し、多様な画角サイズにフィットした映像を生み出すことができるようにしている点が特徴だ。
東京ドームの長岡勤社長兼COOは、「東京ドームシティビジョンズは、動きを伴ったものになり、イベントごとに内容を変えることができるため、東京ドームシティ全体を、イベントの色に染め上げることもできる。各駅から東京ドームにつながる動線上に、ビジョンやモニターを複数配置しており、駅を降りた瞬間から、イベントの興奮や感動を高めることができる」とし、「東京ドームシティは、世界一のエンターテインメントシティを目指す。どこにでもあるような街ではなく、ここにしかない街にしたい。東京ドームシティビジョンズを使い、東京ドームシティに来場する人たちとともに、この街を育てていきたい」と述べた。
この連載の記事
-
第588回
ビジネス
富士通の子会社でDX専門のコンサルティングをするRidgelinez -
第587回
ビジネス
メーカー自身が認定し、工場検査後に販売するパナソニックの中古家電 -
第586回
ビジネス
マイクロソフト、日本への4400億円のAI/データセンター投資の実際 -
第585回
ビジネス
日本市場の重要性を改めて認識する米国企業、変革期にある製造業がカギ -
第584回
ビジネス
NTT版の大規模言語モデル(LLM)、tsuzumiの商用化スタート、勝算は? -
第583回
ビジネス
エコ投資に取り組むエプソン、見方によっては10年で1兆円の投資も -
第582回
ビジネス
パナソニックコネクトの現在地点、柱に据えるBlue Yonder、ロボットとは? -
第581回
ビジネス
スタートして半年の日本NCRコマース、軸はAIとプラットフォームの2つ -
第580回
ビジネス
コンカーの第2章は始まるのか、SAPの生成AIを使って効率的な経費精算を -
第579回
ビジネス
AIの筋トレはいまから始めるべし、マイクロソフト津坂社長がCopilotの議論から得たもの -
第578回
ビジネス
大赤字からの再起はかるバルミューダ、その足掛かりは? - この連載の一覧へ