Perfumeのライブをたくさん見に行った
2台目のキャンピングカー
そんな初代の車検が切れるという日、当時千葉県某所にアメリカ製キャンピングカーの中古車を扱うお店があったので見に行くことに。
気になっていたのは、シボレーのアストロベースのキャブコン(コンはコンバージョンの略)で、アメリカ製のキャンピングカーとしては短いマイクロRV(Recreational Vehicleの略)です。シャワー、カセット式トイレ、ガスのFFヒーター、ルーフエアコン装備。そして発電機搭載! 完璧! これで138万円なり。
その場でローンを組んで発注。これまで乗っていたキャンピングカーは、スクラップ代で8万円で買い取ってもらいました
納車日、受け取ってそのまま出かけました。友人とご飯を食べるのに駐車して待ってました。おお、そうだクーラー付けてみよう。発電機をオン! あれ? 「キュキュキュキュキュ!プスン」おお? あれれ?
動かない。仕方ない、お店に見てもらおう。友人とご飯を食べ、「送っていくよ!」と、豪雨の中、おニューのキャンピングカーに乗り込みコインパーキングを出ようとします。その時! 段差を乗り越えた瞬間とんでもない光景を我々は目にしました。
ルームミラーの部分から「チ~」と、まるで公園に備え付けてある小便小僧の様に水が流れ出したのです。「なんじゃこりゃあああ! クレームじゃあああ!」とりあえず友人を送ろうと出発。ワイパーをオン。……動かん。あ、動いた。止まった……。友人も「ズ、ズンドコ号! もう目から水が!」とパニックに。
結果、雨漏りとワイパーのスイッチ、そして発電機を直してもらい、その後は何とか元気に走って、私の大好きなPerfumeのライブも、たくさんこのクルマで見に行きました。が、経済的な理由により売却。ありがとうズンドコ号。
余談ですがそのお店、やっぱりなくなってました。
正しいキャンピングカー選びを
そんなズンドコキャンピングカーライフなアタクシでした。
さて、ここでのキャンピングカー選びの失敗は、サブバッテリーが付いてないクルマを選んでしまい、エンジンを停止するとただのハコと化した事。また、怪しい店の激安中古車を選び、メンテナンスや雨漏りに悩まされた事です。アメリカ製のキャンピングカーは、発電機の音がうるさい。RVパークなんかではとてもじゃないけど使えません。アイドリングしてる様なモンです。
しかしテクノロジーの進化とともに、バッテリーも劇的に進化しました。発電機は過去の物に。さらば、鉛のサブバッテリーよ! 現在ではリチウムイオン電池、そしてリン酸鉄リチウム電池が登場。容量もかなり多く、快適な車中泊が送れます。発電機を積む必要がなくなってのはデカイですよ。
日本製の中古キャンピングカーを買う際も、サブバッテリーは何を搭載しているのか? 容量は? と、細かく調べた方がいいです。できることなら20~30万円かけてでもリン酸鉄リチウムイオン電池にする事をオススメします。400~450Ahの物も出ています。バッテリーの容量と、充電環境が重要です! いくらEVが普及してきたといっても、家の駐車場に停めて充電できる人は少ないと思うんですよ。ソーラーパネルの設置も視野に入れてください。たくさん走る人は日数にもよりますが、走行充電で補えたりもします。
とにかくリセールバリューが高く、なかなか価格が落ちないキャンピングカー。安い買い物ではないので、買う際はじっくり見て、壁紙にシミがあったりふやけていた跡などを発見したら雨漏りを疑ってください。また、買う際にそんなトラブルの保証も付いているのか、または付けられるのかをお店の方と話してください。安いのには理由があります。
しかし、手間暇をかけてDIYできるのもキャンピングカーの良いところです。これからアタクシも少しずつですが、快適化を進めていきたいと思います。ということで、今回はこれにて終わり。
次回はアタクシの新しい相棒、「JP STAR HAPPY1」の紹介をしたいと思います。
これからの遠征、キャンピングカーで行くぞ~!
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