夏の風物詩・花火大会をご紹介。日程が決まっているイベントで、完全チケット制の大会もあるので、事前にHPをチェックしてから訪れましょう。特に花火大会当日の日は、会場周辺に交通規制がかかることもあるので、交通手段もあわせて調べておくことをおすすめします。
秋田駅からスタート、奥羽本線で仙台駅へ向かい、東北新幹線に乗り換えて宇都宮駅へ。在来線で小山駅へ行き、宇都宮線で大宮駅で上越新幹線に乗り換え、在来線で六日町駅に向かうコースです。花火大会当日は、駅でも規制がかかっていたり、臨時ダイヤが走っている可能性もあるので、事前に交通情報をチェックしましょう。
雄物川を舞台にナイアガラ仕掛けや水中花火が楽しめる! 秋田市三大夏まつりの一つ、秋田市「第36回 秋田市夏まつり 雄物川花火大会」
「青森のねぶた祭」「仙台七夕まつり」と並んで東北三大祭りの一つとされる「秋田竿燈まつり」(8月3日・木~6日・日に開催)、国の重要無形民俗文化財である「土崎港曳山まつり」(7月20日・木、21日・金に開催)とならんで、秋田市三大夏まつりとされる「秋田市夏まつり 雄物川花火大会」(写真)。毎年、約10万人もの人が訪れる秋田市の夏の風物詩です。
【秋田市の花火大会はコレ!】
第36回 秋田市夏まつり 雄物川花火大会
毎年、8月11日に雄物川河川敷(新屋)で開催される「秋田市夏まつり 雄物川花火大会」(写真)。ことしの打ち上げ数は4000発が予定され、雄物川を舞台に約300mのナイアガラ仕掛けや水中花火、スターマインなどの花火が夏の夜空を彩ります。JR秋田駅から中央交通バスに乗り15分、秋田大橋下車すぐが会場です。車を利用する人は、1500台利用できる会場の駐車場があり、無料で利用できます。
DATA
住所:秋田県秋田市茨島6丁目
WEB:第36回秋田市夏まつり 雄物川花火大会
開催期間:2023年8月11日(金)※荒天の場合、翌日に順延
約2万発が豪快に打ち上がる! 全エリア完全チケット制の宇都宮市「2023うつのみや花火大会」
1984(昭和59)年に宇都宮で花火大会が初めて開催されて以降、2003(平成15)年に一度中止となったものの、2007(平成19)年に有志が実行委員会を結成し、ボランティア運営による異例の復活を遂げました。2012(平成24)年には「この花火大会が途切れることなく百年先も続くように」と、花火大会としては初の特定非営利活動法人「NPO法人うつのみや百年花火」を立ち上げ、「うつのみや花火大会」(写真)が開催されています。
【宇都宮市の花火大会はコレ!】
2023うつのみや花火大会
ことしは8月12日(土)に、宇都宮市の鬼怒川河川敷の道場宿(どうじょうじゅく)緑地公園で開催予定の「2023うつのみや花火大会」。豪快な2尺玉3連発で幕を開け、約2万発の花火が宇都宮の夜空を彩ります。全エリア完全チケット制で、チケットを持っていないと会場内への入場及び駐車場・駐輪場・シャトルバスを利用できないので、事前にHPを確認しましょう。公式アンバサダー(写真)が、イベントの周知のために活動しているので、合わせてチェックしてみてください!
DATA
住所:栃木県宇都宮市道場宿町
WEB:2023うつのみや花火大会
開催期間:2023年8月12日(土)※延期の場合は8月13日(日)
70年以上、夏を彩ってきた歴史ある花火大会が4年ぶりの通常開催! 小山市「おやまサマーフェスティバル2023~第71回小山の花火~」
「思川の流しびな(7月第1日曜日に開催)」「小山祇園祭(7月第3日曜日に開催)」「小山のビールまつり(9月上旬に開催)」など、数ある小山市の夏祭りの中でも最大級なのが「おやまサマーフェスティバル~小山の花火~」(写真)。70年以上にわたり、地域の人たちの協力により引き継がれてきた歴史と伝統ある市内最大のイベントが4年振りに通常開催します。
【小山市の花火大会はコレ!】
おやまサマーフェスティバル2023~第71回小山の花火~
「おやまサマーフェスティバル~小山の花火~」(写真)では、市のシンボルである清流「思川」を舞台に尺玉の連続打上や特大スターマイン、ナイアガラ瀑布など、約2万発の花火が夜空を彩ります。会場はJR小山駅から徒歩10分ほどとアクセス抜群です。また、前日には小山市役所西側駐車場で「盆踊りマルシェ」が初開催。ステージイベントと出店広場が花火前夜を盛り上げます。
DATA
住所:栃木県小山市小山
WEB:おやまサマーフェスティバル2023~第71回小山の花火~
開催期間:2023年7月30日(日)※雨天決行・荒天延期
色彩の大輪と戦国時代不落の山城・坂戸山にこだまする大音響の競演! 南魚沼市「南魚沼市兼続公まつり・大煙火大会」
住吉神社大祭の「塩沢まつり(7月14日・金~16日・日に開催)」「浦佐夏まつり・大煙火大会(7月15日・土に開催)」などの祭りが開催される南魚沼市。夏イベントを代表する「南魚沼市兼続公まつり(7月17日・月~19日・水に開催)」のフィナーレを飾る花火大会が、「南魚沼市兼続公まつり・大煙火大会」(写真)です。
【南魚沼市の花火大会はコレ!】
南魚沼市兼続公まつり・大煙火大会
「南魚沼市兼続公まつり」は、直江兼続公生誕の地である南魚沼市で開催される、地域の誇りと伝統芸能が楽しめる夏季最大のお祭りです。“樽みこし”や兼続公青年期と姫の恋物語を謳ったゆかりの民謡「お六甚句」で踊る“お六流し”、迫力溢れる太鼓の演奏などが催されます。フィナーレには、数2000発の花火(写真)が夜空を彩る魚野川河畔での大煙火大会は南魚沼随一の規模の花火大会が開催されます。
DATA
住所:新潟県南魚沼市六日町地区魚野川河畔
WEB:南魚沼市兼続公まつり・大煙火大会
開催期間:2023年7月19日(水)※雨天決行・荒天延期
東日本の夏の夜空を彩る、豪華絢爛な花火を巡る旅!
夏の風物詩・花火大会。屋台や周辺店舗の地元グルメを楽しみながら、その土地でしか味わえない夏のひとときを楽しんでみませんか?
※記事内の価格はすべて税込です。販売価格は予告なく変更される場合があります。
※この記事は、「つなぐ旅~東日本~ ひがしにほんトラベルガイド」から転載しています。
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