エクイニクスは6月30日、東京におけるクラウド需要の増加に対応するため、「TY12x」に続き東京で2ヵ所目のxScaleデータセンターとなる「TY13x」を開設した。
本施設は、日本のビジネスと経済をサポートするソリューションとサービスを提供するハイパースケーラーをタイムリーにサポートする。ハイパースケーラーがエクイニクスでの利用を拡大することで、同社のプラットフォームを利用している 1万社を超える企業は、ハイパースケーラーへのより迅速で快適なアクセスが実現するという。
TY13xは、ハイパースケール合弁事業のグローバルポートフォリオの中で12番目に開設されたxScaleデータセンター。この合弁事業が完了する最終フェーズでは、世界36拠点に対する同ポートフォリオの投資は80億ドル(約1兆1200億円)を超える規模となり、720メガワット(MW)以上のIT電力を供給。ハイパースケーラー特有の「大規模、ラックあたりの高い電力密度、堅牢」という運用ニーズに応える。
エクイニクス代表取締役社長 小川久仁子氏は、同施設の開設によりハイパースケーラー特有の仕様や運用要件に応え、企業の加速するクラウド需要に対応することで、今まで以上にデジタルビジネスの推進を支援できると確信しているとコメントしている。