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白PCケースのDeepCool「CH510 WH」を採用する「ZEFT G33WH」についてインタビュー

“白”のバランスがすごくいい! ビデオカードもケーブルも白いゲーミングPC誕生秘話

2023年06月26日 11時00分更新

文● 宮崎真一 編集●八尋/ASCII

提供: セブンアールジャパン

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ビデオカードと電源も白モデル
代表西川氏のコダワリでケーブルも白に

──白色のパーツを探すのも大変だと思うのですが、一番苦労した箇所はどこですか?

中嶋氏:ビデオカードですね。カード裏面のバックプレートが白色のモデルというのが意外と少なくて、今回はGALAKUROの「GK-RTX4070-E12GB/WHITE/TP」を採用しました。このGALAKUROは、GALAXYさんと玄人志向さんが共同で開発したブランドで、弊社ではほかのモデルの取り扱いをすでに始めており、採用実績は確かなものです。さらにこのカードは、ファンがLEDで光る点やシンプルなデザインである点が気にいって採用しました。

白色のビデオカードを探すのが大変だったと語る中嶋氏

──電源ユニットも白色モデルを選ぶのは難航しませんでしたか?

中嶋氏:電源ユニットの白色モデルというのは、実は結構さまざまなメーカーから発売されています。ですが、弊社の代表の西川が、数年前の弊社の白色パソコンを自宅でも使っていまして、テーブルとディスプレーをそれに合わせて白色のもので買い揃えるというほど、“白色”に強いこだわりを持っています。その西川が、ZEFT G33WHのパーツを選定するにあたり、電源ユニットから伸びるケーブルも白色にしたいといいまして、そのコダワリゆえに少し難航しました。

──代表自らのコダワリが強いというのは、興味深いお話ですね。

中嶋氏:私が探した限りでは、該当モデルは3つか4つぐらいしかありませんでした。そこで、その中でも価格的にも手ごろで、弊社でも採用実績のあるCoolerMasterさんの「V850 GOLD V2」の白色モデルを搭載しています。ただ、CH510の仕様上、電源ユニットはシュラウドの中に入ってしまうので、サイドパネル越しには電源ユニットの白さが見られない点は、少々残念ではあります。それでも、白色の電源ユニットにこだわったのは、やはりケーブルの色を重視したということになります。

ZEFT G33WHの背面の様子。こちらは前面とは異なり黒一色なのだが、それゆえ電源ユニットの白色が際立つ印象だ

真重氏:ビデオカード用の補助電源ケーブルというのはあまり意識されることが多くないパーツです。ですが、意外に目立つ位置にあるため統一感を大切にして組みたい場合、見過ごせないポイントですね。最近は、SNSでも白色のゲーミングパソコンをよく見かけますが、白色をテーマにパソコンを組む方は、ケーブルまで白にする方が多いような印象を受けます。

白いビデオカードに接続された白い補助電源ケーブルが印象的だ

──電源ケーブルまで白色にこだわるとはなかなかですね。

中嶋氏:社長の一言で始まったパーツ選びではあるのですが、完成形を見てみると、CPUクーラーのホースと、マザーボードとビデオカードに装着した電源ケーブルの白さが、かなり目に留まる印象です。そのおかげで、マザーボードと天板の各種インターフェースを接続するUSBなどの黒いケーブルがうまく目立たないようにできているのではないでしょうか。これは、個人的な感想なのですが、ZEFT G33WHの外観は、パンダカラーというよりは、スター・ウォーズの「ストームトルーパー」みたいだなと思っています。

天板に設けられた各種インターフェース。ヘッドフォン入出力端子のほか、USB Type-Aを2つ装備する

──CPUクーラーも白色で揃えたとのことですが。

中嶋氏:弊社では、簡易水冷クーラーに関しては新たに2つのモデルの取り扱いを開始しました。今回のDeepCoolerさんの「LS720 WH」はその1つです。実は、先日、DeepCoolerさんが来社しまして、その際に「LS720」はラジエーターが360mmサイズですが、420mmサイズ相当の冷却性能を発揮するとのことでした。つまり、今回のLS720 WHは、ただ白色だから採用したというわけではなく、その冷却性能にもこだわっています。この簡易水冷クーラーは、今後ほかのモデルでもBTOで用意しますし、白色の簡易水冷クーラーの種類も増やすつもりでいますのでご期待ください。

真重氏:中嶋から説明があったように、CPUクーラーの冷却性能は非常に高く、将来的にCPUのアップグレードを図ることを考える際でも、CPUクーラーをそのまま使用し続けることが可能です。また、ラジエーターサイズが大きいので、LEDによって点灯するファンがかなり映えます。このCPUクーラーもそうですが、先のビデオカードや電源ユニットなど、弊社で実績があるパーツであることを基準にして採用をきめています。ですので、ZEFT G33WHは、これまでのノウハウを活かすことができ、不具合や相性問題が起きないよう極力務めるようにしています。

ラジエーターは天板に装着。そのラジエーターから伸びる2本のホースも白色で統一されている

──マザーボードがASRockの「Z790 Pro RS」なのも同じ理由ですか?

中嶋氏:そうですね。あと、有線LANに2.5GbEが搭載されているかどうかを気に掛けるお客様が意外と多く、そういった理由からもZ790 Pro RSを選んでいます。さらに、Z790 Pro RSは黒地の基板に、白色のヒートシンクが非常に映えるモデルですので、ZEFT G33WHのコンセプトにもマッチしています。

──CPUを「Core i7」ではなく「Core i5」にした理由はなんでしょうか?

真重氏:確かに弊社ではCore i7の人気が高いです。ですが、純粋にゲームをしたい方の場合、「Core i5-13600KF」とRTX 4070との組み合わせは最適解であるように思います。i5-13600KFは、Pコアが6基、Eコアが8基の14コア/20スレッドのCPUで、最大5.1GHz駆動とゲームで高性能が期待できます。実際に描画負荷が大きいタイトルを、ZEFT G33WHでいくつかプレーしてみましたが、フルHDはもちろんのことWQHDでも高いフレームレートを発揮し、爽快感が得られました。ゲーム配信や動画編集など、負荷がかかる作業での快適さを重視するなら、ZEFT G33WHをベースに、Core i7やCore i9にカスタマイズされてもいいと思いますが、フルHD~WQHD解像度でのプレイを想定する場合のCPUスペックとしては、Core i5-13600KFにしても不足を感じることは多くないと思います。

中嶋氏:皆様それぞれに「Core i5」のイメージがあると思いますが、CPUの性能も進化しており、一昔前、数世代前とは異なり、Core i5でもすごく性能が高いです。また、今回搭載の13600KFはCore i5での最上位品で、i5の中でもi7寄りの性能があります。部品選定という意味では、白いパーツが同じ商品の黒色より値段が高いことが多く、コストはどうしても上がります。白が良いけど高くて検討できないとはならないよう、税抜ですが30万円を切る価格でご用意いたしました。

──どういった方にZEFT G33WHは適しているとお考えですか?

中嶋氏:1つはケースの黒色に飽きた方ですね。これから白色ケースに買い替えようと考えた場合、完全に白一色ではマウスやキーボードなどの周辺機器も白色で揃えようとするとコストが膨らんでしまいます。そこで、ZEFT G33WHであれば、ケースの黒色がアクセントとなっていることで、黒色の周辺機器でもデザイン的に違和感なく使用できます。

真重氏:白色と黒色のバランスが取れたZEFT G33WHは、多くの部屋にデザイン的にマッチするのではないでしょうか。例えば、落ち着いたシックな部屋や、モダンな部屋、ナチュラルテイストの部屋、それからゲーミングテイストの部屋まで様々な部屋に合いそうです。

ゲーマー向けの白ゲーミングパソコンとして多くの人に喜ばれるモデルとして仕上げたという中嶋氏と真重氏

──本日はありがとうございました。

 黒色一辺とうなパソコンが多い中、白色のケースを採用したモデルの見栄えはいい。その点からデザインをさらに追及したZEFT G33WHは、なかなかユニークな存在だ。それでいてコストを抑えるよう配慮し、購入できる価格帯なのもうれしいところ。

 これからゲームを始めたいと考える人や、見た目にこだわりたい人にとって、このZEFT G33WHはかなり魅力的なのではないだろうか。

(提供:セブンアールジャパン)

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