梱包材を排除して環境に配慮したらこうなった!
InWinの自分で組み立てるPCケースがおもしろそう
2023年06月03日 13時00分更新
環境に配慮したPCケース「DUBILI」と「POC」がCOMPUTEX TAIPEI 2023のInWinブースで展示されていた。梱包材やゴミの削減を目的としたSDGsを強く意識した製品となるが、自分でケースを作る楽しさがあり、多くの来場者の興味を惹いていた。なお、発売日と価格は未定だ。
バラバラのパーツを組み立てるケース
製品名の「DUBILI」はDo Beliveを略した造語とのこと。パネルはアルミと強化ガラス、シャーシは亜鉛メッキ鋼板製で、E-ATXからMINI-ITXまでのマザーボードを搭載できる。水冷ラジエーターはフロントに360/420mm、トップに360mmまで搭載可能。製品には4基のファンが付属する。
製品は、バラバラの状態でコンパクトに梱包されているので、開封後に自分で組み立てる必要がある。U字型の亜鉛メッキ鋼板を取り付ける向きによってカスタマイズ可能で、∩の向きなら取っ手になり、Uの向きならボトムに空間を作れる。
自分で折り曲げて作るケース
自分で折り曲げて組み立てるMINI-ITXケースが「POC」だ。筐体は厚さ0.8mmの亜鉛メッキ鋼板製で、複数の曲げに耐えるのに十分な強度を備えている。ケース内部は2室に別れており、片方にマザーボードと電源、もう片方にビデオカードを取り付ける構造になっている。
カラーラインナップは、レースブルー(青/黒)とトロピカルスイートハート(緑/黄色)の2色。こちらも不要な梱包材を省いた環境に優しいパッケージを採用する。
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